りさ通信
平成20年 第8回定例会 6月

○七番(内田理佐君)  
皆さん、ありがとうございます。内田理佐です。
 今回、登壇させていただくことができました。チャンスを与えていただきました先輩方に感謝いたします。
 では、始めさせていただきます。
 私は、この延岡はもともと「市民力」の高いまちだと思います。何か延岡のためにやりたいという気持ちの方は多いと思います。これは、郷土愛の心ではないでしょうか。この延岡に誇りを持ち、自分たちの町を自分たちの手でつくりたいという思いが強いのではないでしょうか。
 私の延岡に対する愛情は、私を育てていただいた、たくさんの方々によりつくられたと思っています。私と同じ年代の方と話すと、皆、昔の延岡はよかったねと言われます。昔は地区の集まりが盛んで、楽しかったということをよく聞きます。近所に名物おじさん、おばさんが必ずいましたし、みこしやばんば踊り、肝だめし、ラジオ体操、クリスマス会、公民館でお泊りなど、たくさんの活動がありました。
 今、地区の活動も減り、昔ほど参加する人がいません。近所の大人や子供たちが顔を合わせる機会が減ったように思います。地域からのたくさんの愛情で育った私たちだからこそ思うのですが、現代の子供たちに私たちのときのような環境を十分与えているでしょうか、私は疑問です。今こそ、昔のように市民の方々が顔を合わせる機会をふやさないといけないと思います。まち全体がそのようなムードを高める必要があります。
 ある方が、「市民協働とは不便な世の中にすることだよ」と言いました。確かにそうです。便利になり過ぎて顔を合わせなくなった今だからこそ、顔を合わせる仕組み、もしくはきっかけをつくることが大事だと思います。
 今回、延岡市は、第五次長期総合計画の中で「市民と行政が協力しながらまちづくりをより一層進める」とありますが、現在、市民にとって「市民協働」という形は見えにくいのではないでしょうか。一つの課が市民との協働を一つ行えるような「官民連携型の協働事業、一課一事業」を行ってはどうでしょうか。
 市民からの相談で、農業や漁業の現場で職員を見ないという声をお聞きしました。職員が市民の中に溶け込むきっかけにもなるのではと思います。市民協働の概念を市役所内で共有し、官と民が目的を持って新規事業に取り組むのも市民力を高めることにつながるのではと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。
 市民力には若手に対する人材育成も必要だと思います。
 私は、日向で行われています「日向市市民活動団体リーダー養成講座」に何度か参加させていただいたのですが、二十名ほどの塾生が約半年間かけて講師を呼んで講演会やワークショップを行ったり、テーマを決めての国内研修や宿泊研修、報告の後、自分たちの課題をつくります。
 例えば、今回は静岡県富士宮市へ行った塾生たちは、二百十七億円の経済波及効果を生み出している「焼きそば」を視察しました。そこで、日向市で「しるくうロード探索マップ」という汁物のマップをつくり、卒業した今も塾生たちは探索し、情報発信しています。また、神奈川県横浜市の「ジャズ」を視察したグループは、四月六日にジャズコンサートを行いました。
 五月六日に行った「山下フリーマーケット」では、卒業生たちがフリーマーケット部隊をつくり、十名を超える日向の若者が延岡のために力をかしていただいたところです。
 とにかく、私は、この延岡でも新しい力の発掘のために「若者のための塾」を開催してもいいのではと思います。女性でも舞台設営ができるような黒子養成塾でもいいのではないでしょうか。延岡を視察して回って新企画を考えたり、延岡ならではの講座を開催していただきたいと思います。市長のお考えをお聞かせください。
 さて、延岡でも、団体によっては各種補助金の廃止など予算削減が行われています。市民活動やボランティア団体にとっては、補助金がカットされて意欲をそぐようなことになっていますし、各種補助金には補助団体の活動内容や効果が見えない状態が多く、市民にとってわかりにくいように感じます。
 そんな声を緩和するためには、一つの案として公募制の総合評価方式を提案したいと思います。
 イベント活動などに対する補助金制度に公募制や公開審査を導入することにより、公平性や透明性が確保でき、協働の推進につながるのではないでしょうか。費用対効果も重視し、統一的な補助金見直し基準を定め、今行うべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせください。
 さて、先日行われた今山大師祭ですが、最終日の市中パレードには四十七団体、千八百人の参加があったようですが、残念なことに、参観日とPTA総会がこの日に行われた学校が、四月十九日に九校、二十日に十四校あったようです。
 今山大師祭のホームページには、「ばんば舞踊隊の市中パレードは協賛行事の中でも圧巻です」と紹介されていますが、太鼓やダンスのチームを初めとして、実は多くの子供さんがパレードに出場することができなかったのではないでしょうか。来賓の方々のあいさつでは、「全市を挙げて祭り一色となるおだいっさん」とおっしゃっていました。延岡市の位置づけとして、どうお考えなのでしょうか。
 このことにより、今回、延岡市においては、企業や学校関係者などへ延岡の伝統や文化、そして歴史を学ぶ機会があるのか疑問に感じました。ガイドボランティアの受講生だけでなく、市民全体が延岡の話ができるようになるためには、子供のうちから学ばせるのが一番よいと思います。そのためには、学校の先生たちに、延岡について詳しくなってもらわないといけないのではないでしょうか。延岡市として何を大事にしているのか、示しておくべきだと考えます。市民力につなげるためにも、大師まつりの位置づけも踏まえ、先生方や子供たちに対する、市の歴史に対する研修のあり方について、市長のお考えをお聞かせください。
 
次に、延岡市のホームページについてです。
 昨年の十二月議会で、特産品の項目にアユしか紹介されていないので、観光PRのために強化してほしいと質問しました。前回の三月議会でも、ホームページの充実を質問したのですが、大変対応が遅いように感じます。このホームページを作成する庁内組織を教えてください。
 また、延岡市民栄誉賞が新しくリンクされていましたが、このほか、まちの話題となっている情報や民話の紙芝居を載せたりするのもよいと思います。市民力を意識づけるためにも、団体紹介や延岡の日本一をアピールするのもよいのではないかと思います。
 長期総合計画の主な指標に、延岡市ホームページのアクセス数が、平成十七年に一日平均五百六十二件で、平成二十二年度に目標として一日四千件が上げられています。件数を上げる施策をどのように考えていらっしゃるのか、具体的に教えてください。市長に御答弁をお願いします。
 
さて、災害対策です。
 四川省で五月十二日に、マグニチュード八・〇の強い地震が発生したわけですが、私たちの住む九州は大丈夫でしょうか。
 日本防災気候の教材によりますと、二〇三〇年ごろにマグニチュード八・五という超巨大地震が起こるのではと予想され、私たちの住む延岡は、地震と巨大な津波が押し寄せるだろうということです。
 今回の四川省の地震で、ある震源地近くの中学校で、校舎の補強と毎学期ごとに訓練をしていたおかげで死者が一人も出なかったという結果も報告されていますが、このことより常日ごろから訓練をしておくことがいかに大切かがわかります。地震や火災、台風、竜巻などの災害も含めて、もしものときの備えができているでしょうか。
 延岡の人口は、男性より女性の方が九千人ほど多くなっています。お年寄りや赤ちゃんのことも、男性より女性の方が把握していると思います。防災推進室には女性の職員はいません。防災に関するこれまでの会議に女性がどれほど参画していたのか、ボランティアリーダーに女性は何名いらっしゃるのか、女性の意見がどのくらい反映されているのか、お尋ねいたします。
 
次に、ヘルストピア延岡についてです。
 再三質問していますが、前回の質問で、介護遊具を置くなどして、館内と館外が一体となった福祉と健康のための総合施設となるよう目指していただきたいと要望いたしましたが、関係課と協議した結果どうなったか、進捗状況を教えていただきたいと思います。
 また、七月中旬よりレストランに神田川さんが入るようですが、改築することによって休憩ゾーンやリフレッシュゾーンがなくなるのではという声が聞かれますが、改築の目的を説明していただきたいのが一点、四階のプラネタリウムや健康スタジオの使用頻度を教えていただきたいのが二点目、利用者の促進を図るために営業時間を延長しないのかが三点目、特定健診とあわせて、保健婦や栄養士による指導日を設ける考えがないのかが四点、お尋ねいたします。
 
次に、ごみの減量対策についてです。
 来年からごみ袋有料化が始まりますが、そのことにより、私も含めて市民は、家庭でのごみの量を減らすことを考えていると思います。今、私たちにできる最も効果的なことは、レジ袋をなくしていくことではないかと考えられます。
 レジ袋は、化石燃料によってつくられます。関連する工業組合や協会の調べによりますと、レジ袋一枚つくるのに必要な石油は十八・三ミリリットル。日本で使用されているレジ袋の量は、年間約三百億万枚だそうです。これを石油に換算すると、年間約五十五万キロリットルの石油を使用していることになります。これは大型タンカー二隻分の原油に相当します。
 また、ビニール製品は、製造するときにCO2を排出し、ごみとして破棄するときも燃焼してCO2を排出するため、環境への影響は大きいと言えます。生物への影響も大きく、死んだイルカのおなかからバレーボールくらいの黒いビニールの塊が出てきた映像を見たことがあります。
 富山県では、平成二十年四月から県内の主要スーパーとクリーニング店の計二百八店舗でレジ袋の無料配布を取りやめ、有料化をスタートしました。有料に伴いレジ袋を購入する場合、一枚当たりスーパーで五円、クリーニング店で十円が必要になったようです。有料化一週間後の調査では、九割以上の買い物客がレジ袋の使用を辞退し、実施後一カ月の間でマイバック持参率が約九三%だったとの結果報告を発表しました。これによって、富山県でのレジ袋の消費量は激減しました。
 私たちは、日常の中でレジ袋を当たり前のようにもらっています。マイバッグを持ちたくても、一人だけ持つというのは意外とはずかしく、なかなか実行に移せないものです。しかし、市全体で有料化の協定が組まれていたり、法律で制度化されれば、みな一緒に取り組めるのではないでしょうか。マイバッグを持つことは、シートベルトをするのが習慣となったように、それが当たり前になってくると思います。
 本市挙げてレジ袋有料化、もしくはマイバッグをふやす取り組みを行わないか、お尋ねいたします。
 リサイクル推進ですが、現在、古紙から鉄くず、セメント原料に至るまで、たくさんのものを資源化しているようですが、放置自転車や家具類はどうされているのでしょうか。
 破砕処理施設の調べによりますと、自転車の回収台数は年間六千五百から七千台で、破砕していない以前は、補修して直ったものは百五十から百七十台でした。家具は年間二千五百個、修復して直ったのは二百個ほどでした。このように利用できるものであれば、市の共有で使うのではなく、抽せん会を行い、市民に格安で販売してもいいのではないでしょうか。
 しかし、この数は異常だと思います。もっと物を大事にする心を市民に育てないといけません。したがって、子供たちから育てるために「おもちゃの病院」をリサイクル推進事業で取り組めないかと考えます。
 現在、延岡には、おもちゃドクターの資格を持っている方が十名以上いらっしゃいます。先日、ジャスコさんで「おもちゃの病院」を開院したのですが、二十名ほどの子供たちがおもちゃを持ってきました。リサイクル推進のために行っていることと、おもちゃ病院をリサイクル推進事業として取り組めないか、お尋ねいたします。
 
次に、放課後子どもプランの充実です。
 前回の答弁で、「児童クラブについて個別的に運営のあり方等の指導を行い、必要に応じては全体会の開催も行いたい」ということでしたが、現在までの進捗状況をお聞かせください。
 また、先日、都城市のこども課でお話を聞かせていただいたのですが、こども課が作成した概要があり、放課後児童クラブの待機児童数の把握や、都城市独自で指導員の研修会も行っているようでした。利用料も同じ三千円ですが、利用時間は延岡より一時間長い十八時までとなっております。
 指導員の話では、延岡では市外で行われる研修会に参加される方は少なく、クラブ間の交流は余りないということです。このような状態で、もし生徒に事故などが発生したら、責任の所在はどこにあるのでしょうか。指導員の方々も忙しく目が行き届かないとお聞きします。また、本来なら一年生から三年生までが対象なのですが、定員オーバーのため三年生が入れないところもあります。
 さて、今、全国的にも幼・保一元化に向けての取り組みがされております。近くは宮崎市、都城市に「こども課」が設置されています。妊婦から乳幼児、青少年期まで一貫した子供に関する行政を行い、市民にとっては窓口が一本化することにより便利に、さらに情報も一元化、専門職のネットワークが強化され、延岡の宝である子供たちへの支援体制が強化されると思いますので、ぜひ設置していただきたいと思いますが、企画部長、初の答弁だと思いますので、期待して答弁をお待ちしたいと思います。よろしくお願いします。
 
さて、人工死産についてです。
 前回も説明いたしましたが、人工死産とは妊娠四カ月中から六カ月中までの中絶のことです。平成十七年、宮崎県でゼロ週から二十二週までの人工妊娠中絶については三千二十四名、人工死産は二百九十九名で全国ワーストワン、うち延岡市は二十七名でした。
 今回、ある産婦人科の先生にお話を聞かせていただいたのですが、産婦人科医の中では、宮崎県が中絶が多い県だというのは有名だそうです。先生は、こう分析しておられます。
 自分たちも仕事を削って性教育の講演を行ったりしていますが、中絶が多いのは、遊ぶところがないという田舎特有のものであったり、地域性があるように感じます。延岡でも不思議と中絶する方が多い地区があります。また、人工死産を希望する方は、高校生から二十代前半までのまじめそうな女性が多く、相談する人がなく、相当悩んだ末、初期の中絶時期を逃しています。人工死産は、普通分娩で出産させます。おろした子にはお花を添えさせ、自分がやってしまったことに対して考える時間を十分あげているとおっしゃられていました。
 私が思うに、合計特殊出生率全国第一位の沖縄県では、人工妊娠中絶が全国第三十三位で低い位置にあるのに対して、第二位の宮崎県が人工妊娠中絶第十四位と高いことから、親の観察力がなくなり、子供との会話も減っていることや、先ほども述べましたが、地域力が低下していることが原因として挙げられるのではないでしょうか。
 前回、前向きな答弁をいただいたのですが、性教育の実施と並行に保護者への教育もこれらのデータを示して説明するべきだとも思います。今後どのような取り組みをなされるのか、お聞かせください。
 
それでは、観光振興についてです。
 この三カ月間、文化課や商業観光課、のぼりざる倶楽部の方々の協力のもと、のぼりざるについての、さまざまなことがわかりました。
 まず、のぼりざるは、今から四百年前の有馬公の時代からつくられていたそうです。その後、延岡藩の藩主だった内藤家に若君が誕生した際、殿様がのぼり旗と一緒にのぼりざるを掲げました。それから延岡藩の武士の妻たちが手内職としてつくり始めます。
 のぼりざるをつくり続けた故人松本節子さんは、大正十一年生まれで、幼少時、近所のおばあさんが三人集まって「のぼりざる」をつくっているのをよく見ていたそうです。昭和二十四年に、のぼりざるさの素朴さ、子供の成長を願う親心のあらわれに見せられ、のぼりざる製作を手がけられました。戦災により被害を受けた学校の復興バザーに、近所に住んでいた松川サトさんの指導でのぼりざるをつくり出品しました。それが幸運にも当時の市長、仲田又次郎氏の目にとまり、延岡を代表する郷土玩具であること、そして復興にマッチした縁起のよい作品であるとの理由で、当時としては破格の一万円という助成金が贈られたそうです。
 当時は、四人の製作者がいました。本格的に始めたのは昭和二十九年ごろからで、さる年には大量注文が舞い込み、さらに昭和四十三年のお年玉記念郵便切手の図案に採用されたことから、延岡の「のぼりざる」が全国に知れ渡ったようです。現在は、松本さんの次女、土居さんによりつくり続けられています。
 私は、この「のぼりざる」が、もう一度延岡のシンボルとして確立するよう、そして延岡の玄関である駅前や市役所に大きく掲げられ、端午の節句のときには、たくさんの御家庭で、こいのぼりと一緒に並ぶ姿が見られるように、市民に広げていかなければと思っています。
 そのためにも、のぼりざるの貸し出しをやってみてはと思います。卓上の小さいものや、三メートルほどの大きいもの、外用のものを貸し出しし、さまざまなイベントや展示会、市役所の玄関やカウンターなどに展示したり、のぼりざるの紙芝居をつくるのもいいのではと思います。また、着ぐるみの「のぼる君」も、今以上に活躍の場を与えていただきたいのですが、一般貸し出しなど考えられないでしょうか、お尋ねいたします。
 
次に、教育行政についてです。
 現在、小中学校では、PTAの方々がバザーを行ったり、ベルマークを集めたりしながら、生徒のいすや机、扇風機などを購入しているようですが、本当に教育のための予算がないのかという不満の声が多いように感じます。そのような市民の声をどのように受けとめていますか。教育は何よりも優先されるべきものだと思います。本当に予算をふやせないのでしょうか、お考えをお聞かせください。
 
最後に、学校給食についてです。
 栄養士の話では、一カ月の献立は、栄養士が前の月の二十日から二十五日までに決定するそうです。栄養士のいない学校は、他校の栄養士がつくった献立をいただくということでした。
 今回、給食センターに卸している鮮魚、生肉、八百屋さんのお話を伺ったのですが、共通しておっしゃっているのは、延岡はA級品のものを選ぶため食材が高いということでした。このことは、保護者にとっては安心できる話ではありますが、よくお話を聞いてみると、B級なども、野菜の形が規格に合わないだけで、品質が劣っているわけではないそうです。門川町や日向市はB級品などを活用して、より安価につくる工夫をされているとお聞きしました。
 また、一カ月分の献立が組んであるので、そのとき、災害や天候の影響で高くなっている材料があるときでも、予算に余裕のあるときは、そのまま高いものを選ぶ傾向があるということでした。また、メニューが重なるときもあるため、例えば、キュウリをつかったサラダがメニューに入っていたとして、全学校でキュウリを納めると延岡市の市場価格が上がるので、むだなのではということでした。
 一人一日二百円の予算で給食をつくるそうですが、日々五円、十円削減できることによって、物価上昇により一週間に一度しか出なくなったデザートを二回にすることもできるのではないでしょうか。第五次実施計画の中に組まれています給食の民間委託を仮に導入したら、食材のルートが改善され、材料費が安くなり、物価上昇によりつくれなくなった栄養のあるメニューも用意できるのではと考えますが、御所見をお聞かせください。
 以上で、壇上からの質問を終わります。
(降壇)
〔市長(首藤正治君)登壇〕

○市長(首藤正治君)

ただいまの内田理佐議員の御質問にお答えいたします。
 まず初めに、市民と職員との協働のまちづくりについてのお尋ねでございます。
 市民協働のまちづくりの推進に当たりましては、市民と行政が同じ視点に立って、そしてパートナーとしてお互いに尊重し、信頼できる関係を築くことが大変重要であると認識しております。
 そのためには、職員一人一人が協働の考え方を十分に理解し、全庁を挙げて取り組むことが大切でありますから、庁内横断的組織として市民協働推進会議を設置し、研修を行うなど職員の意識改革に努めているところでございます。
 議員御指摘のとおり、市民協働のまちづくりを推進するためには、市民や市民活動団体等とのパートナーシップを構築していく機会を拡充し、多様化する地域課題や市民ニーズを解決していく官民連携の取り組みが必要であると考えております。
 今後とも、地域や市民活動団体を情報を交換しながら、市民と行政による協働のまちづくりに積極的に取り組んでまいりたいと思っております。
 
次に、まちづくりリーダーの養成についてのお尋ねでございます。
 これからのまちづくりを進めていく上で、次世代を担う若者が積極的にまちづくりに参加したり、まちづくりへの提言を行う場や学んだりする機会を設けていくことは、大変大切なことであると考えております。
 ですから、市民協働まちづくりセンターにおいても、人材育成事業として、ボランティア入門講座や若者対象の次世代のリーダー養成講座を企画していくこととしていたしております。
 また、工業振興ビジョンの中でもリーダー養成を重要テーマとして位置づけており、現在、次世代リーダー育成塾を開設しているところでもございます。
 今後とも、次世代のリーダー育成のための講座や企画については、前向きに取り組んでまいりたいと考えております。
 
次に、イベント活動等に対する補助金制度についてのお尋ねでございます。
 本市では、平成十五年度に基本的な補助金見直し基準を策定し、補助金の効果や公益性、団体の自立性などについて検討を行い、毎年見直しを行っているところでございます。
 議員御提案のイベント活動等に対する補助金の公募制や公開審査の手法は、すべてのイベント等補助金を公平に取り扱うという面で有効である反面、委員の選定や補助事業に対する理解度の問題、また、費用対効果の問題など、さまざまな課題もございます。
 現在、市民まちづくり活動支援事業について公募制を導入し、その審査に当たりましては、民間の方にも審査委員として御協力いただきながら、事業の推進を図っているところでございます。
 今後とも、各団体の活動がより活性化されますように、事務事業評価や予算編成の中で、効率的で効果的な補助金の運用に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 
次に、大師まつりの位置づけと先生方や子供たちに対する本市の歴史研修についてのお尋ねでございます。
 延岡大師祭は、「おせったいの心」を実践する春の大祭でもありますし、延岡市の歴史、あるいは文化をアピールしていく全市的に大変盛り上がる行事でもございます。参観日と重なった学校があったということは、その直後に私も耳にしておりましたので、より多くの子供たちが参加できるように、参観日等の学校行事につきましては、日程調整をしていくように、その時点で教育委員会にも伝えたところでございます。
 また、本市の歴史研修の考え方につきましては、教育長から答弁させていただきます。

次に、本市のホームページについてのお尋ねでございます。
 本市のホームページは、平成九年に開設し、三町との合併時にリニューアルしたものでございます。
 現在の運用につきましては、情報管理課でシステムの管理を行い、広報係で情報の集約をする体制になっておりますが、さらに一歩進めていこうということで、既に、これまで私から指示を出してきておりまして、市役所全体としてのホームページ運営戦略を立てる庁内組織の準備を進めているところでございます。
 この組織をベースとして、議員御提言の趣旨を十分に踏まえ、さらに使いやすい魅力あるホームページづくりに取り組んでまいりたいと思っております。
 また、長期総合計画の指標として上げておりますホームページのアクセス件数についてでございますが、今お答えいたしましたような体制をつくり、内容の拡大・充実を図るとともに、携帯電話向けのページの拡大や、市民の皆さんからも御意見をいただくなどの取り組みを行っていくことで、目標を達成したいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔企画部長(寿崎幸憲君)登壇〕

○企画部長(寿崎幸憲君)
  
お答えいたします。

子供たちに関する行政窓口の一元化についてのお尋ねでございます。
 御案内のように、妊婦や乳幼児健診、保育所などは厚生労働省所管、また、幼稚園や青少年教育は文部科学省所管という国の縦割り行政がございますので、一般的に各地方自治体における行政窓口は、それに相応する形で組織編制がなされるのが実情でございます。
 しかしながら、議員御指摘のように、近年、市民ニーズや利便性の向上などの観点から、全国的には幼保一元化や少子化対策を視野に入れた組織一元化への取り組みを行う自治体が出てきております。
 本市といたしましても、子供行政の総合的な支援体制のあり方につきましては、大切な課題と認識しておりますので、今後、全庁的な組織機構の見直しの中で研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔総務部長(後藤和則君)登壇〕

○総務部長(後藤和則君)
お答えいたします。

女性の視点に立った災害対策についてのお尋ねでございます。

 これまで地域の自主防災活動には、多くの女性の方々に参加していただいておりまして、各組織で女性の視点からの防災マップづくりへの参画や、救護あるいは救急班としても活躍していただいているところでございます。
 また、最近では、防災士や地域の防災リーダーの養成の場等にも多くの女性の方々が参加されておられまして、現在、百二十二人中、二十八人の方が女性の防災リーダーとなっておられます。
 市といたしましては、災害予防や応急・復旧対策の基本計画を策定するに当たり、女性や高齢者など災害時要援護者の対策を特に進めているところでありまして、当事者である女性の声を生かしたものとするため、今後とも、防災に関する各種協議会等に女性委員の参画をお願いしていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
(降壇)
〔市民環境部長(柳田米敏君)登壇〕

○市民環境部長(柳田米敏君)

お答えいたします。

まず初めに、ごみ減量対策についてのお尋ねでございます。
 レジ袋の有料化につきましては、小売業者の方々の協力が不可欠であり、できるだけ多くの事業者に賛同をいただいた上で実施する必要があることや、御案内の富山県のように、広域的な取り組みを検討する必要もございます。
 いずれにいたしましても、事業者の方々の協力はもとより、負担増につながる消費者の理解も得ながら進める必要がございますので、今後の研究課題とさせていただきたいと考えております。
 マイバッグ運動につきましては、本市におきましても、平成十四年度から宮崎県四R推進協議会と連携した取り組みを行っており、昨年度も県協議会と連携した「延岡・西臼杵地区四R推進協議会」の事業として、市民団体や事業所の協力を得て、マイバッグやチラシの配布など、啓発事業を実施したところでございます。
 今後は、さらに延岡市ごみ減量化対策懇話会での意見交換や市民団体、事業者の協力を得ながら、マイバッグ運動の充実を図ってまいりたいと考えております。
 
次に、リサイクル推進についてのお尋ねでございます。
 クリーンセンターに収集、または搬入された放置自転車や廃棄自転車、家具類には、多少の修繕や整備をすれば再使用できるものもございます。
 議員御提案のこれらの販売を含めた再使用は、ごみの減量に有効な手段の一つとして認識しておりますので、今後、当該品の販売業者との調整や保管・修復スペースの確保、また、費用対効果などについて、実施している他自治体のシステムなどを参考にしながら、検討したいと考えております。
 おもちゃ病院につきましても、壊れたものを修理して長く使う「再使用」ということから、排出抑制を促し、物を大切にする心を育てることにもつながるものと考えます。
 したがいまして、自転車や家具と同様、実施主体や方法及びスペースの確保や費用対効果などを含めて、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。
 以上でございます。
(降壇)
〔健康福祉部長(渡部恭久君)登壇〕

○健康福祉部長(渡部恭久君)

お答えいたします。

ヘルストピアについてのお尋ねでございます。
 介護遊具等を使ったヘルストピア施設周辺の総合整備につきましては、あらゆる高齢者の方々が一緒に健康づくりを行うことができる場所が整備されれば、ヘルストピアの利用促進にもつながるのではないかと考えております。
 この件について関係課と協議しましたところ、当グラウンドは、近隣住民や高齢者の方々が毎日のように利用しているため、介護遊具等を設置する必要性等についてが議論となりました。現在、グラウンドをそれぞれ共有して利用できるような整備の方法等はないのか、引き続き協議を行っているところでございます。
 
次に、ヘルストピア延岡の食堂の改築目的等についてのお尋ねでございます。
 まず、食堂の改築につきましては、施設の魅力化を図ることで新たな顧客層を獲得し、株式会社ヘルストピア延岡の経営を改善・安定化させるために改築を承認したものでございます。
 なお、休憩ゾーンやリフレッシュゾーンにつきましては、スペースを有効に活用し、これまで同様、御利用ができるように配慮することにいたしております。
 次に、営業時間の延長につきましては、レストラン部門との関係もありますので、今のところ現行時間での対応を予定いたしております。
 プラネタリウム等の利用状況でございますが、プラネタリウムは、現在、使用を中止いたしております。健康スタジオは、十九年度実績が二百十七件、月当たり約二十件の利用となっております。
 特定健診に合わせた保健師や栄養士による指導につきましては、平成十九年六月に「まちの保健室」を館内に設置し、週二回、奇数月が水曜・土曜、偶数月が金曜・土曜に、看護師による健康相談等を実施しておりますので、その中で対応ができないか検討していきたいと考えております。
 
次に、放課後子どもプランの充実についてのお尋ねでございます。
 まず、放課後児童クラブの運営につきましては、夏休みを間近に控え、事故や、けがの防止や対応など、安全対策等を含め、全体会の開催を計画しているところでございます。
 次に、議員御指摘のさまざまな課題につきましては、放課後児童クラブの運営主体が、運営委員会、社会福祉法人、学校法人等であったり、また、実施場所につきましても、小学校の空き教室や児童館、保育所等、さまざまでございますので、情報提供に努めるとともに、学校など関係機関との協議を行いながら検討をしてまいりたいと考えております。
 さらに、今年度から教育委員会が主催する放課後子ども教室も三校で実施されておりますので、今後、総合的な放課後対策の充実に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
 
次に、人工死産についてのお尋ねでございます。
 議員御指摘のとおり、残念なことではありますが、宮崎県における人工死産率は全国一位の状況が続いており、県におきましては、現在、中絶件数や人工死産率のデータを具体的に示しながら、啓発活動が進められております。
 本市につきましても、思春期における性教育や、乳幼児健診等における母親への指導・啓発を行っており、延岡保健所の女性専用相談事業とも連携を図りながら取り組んできているところでございます。
 今後の取り組みにつきましては、家庭教育や学校教育だけではなく、保護者への教育という観点からは社会教育の必要性もありますので、保健所や教育機関とも相談してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔商工観光部長(甲斐隆治君)登壇〕

○商工観光部長(甲斐隆治君)
お答えいたします。

延岡市のPRに「のぼりざる」を積極活用できないかとのお尋ねでございます。
 延岡に古くから伝わります「のぼりざる」を積極的にPRし、市内外の皆様に広く認知していただくことは、多くの方々が延岡への愛着を感じるきっかけになるものでございまして、大変有意義であると考えております。
 また、のぼりざるが五月の節句の時期に、こいのぼりと一緒にたくさんの家で見られるようになりますと、話題性があり、まちを元気づけることにもなると思われます。さらに、観光資源としての活用もできると考えております。
 議員の御提案にございます「のぼりざる」の貸し出しにつきましては、具体的な実施方法などを検討してまいりたいと考えております。
 また、着ぐるみ「のぼるくん」の一般貸し出しにつきましては、使用目的などをお聞きしながら対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔教育長(町田訓久君)登壇〕

○教育長(町田訓久君)

お答えいたします。
初めに、先生方や子供たちに対する本市の歴史に関する研修についてのお尋ねでございます。
 教育委員会におきましては、新しく採用された小中学校の先生方を対象に、本市の歴史に関する研修を実施いたしておりますし、子供たちには、学校での総合的な学習の時間や、文化課が行っております伝統文化教室等の中で取り組んでいるところでございます。
 本市の歴史のみならず、豊かな自然や文化、産業を研修していくことは、子供たちの教育にとりまして重要なことでございますので、今後とも多くの先生方や子供たちが延岡市について学べるよう努めてまいりたいと思います。

次に、教育予算の確保についてのお尋ねでございます。
 御指摘のとおり、厳しい財政状況の中、教育関係施設や備品の整備のための予算確保に努めているところでございますが、保護者の方々によりますバザーやベルマーク運動などの活動には、大変感謝しているところでございます。
 教育委員会といたしましては、学校備品等も含めた教育環境の改善に鋭意取り組んでおり、今年度におきましては、施設整備費や備品購入費等の教育予算を、当初予算ベースで約六千二百万円ほど増額したところでございます。
 今後とも、教育予算全体の使い方の見直しを図るなど、教育環境整備のための財源捻出に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
 次に、民間委託化による給食材料費軽減についてのお尋ねでございます。
 昭和六十年の文部省からの通達によりますと、調理業務の民間委託の際は、設置者の意向を十分反映できるような管理体制を設ければ、物資の購入についても民間委託は可能であるとされております。
 仮に、学校調理業務の民間委託を行った場合、学校給食における食の安全性や地産地消、あるいは地元業者との兼ね合い等も考慮する必要がございます。議員御指摘の件に関しましては、今後、他市の事例等も参考にしながら研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
○議長(新名種歳君)  内田理佐議員の再質問を許可いたします。
○七番(内田理佐君)  まず、教育長に質問をさせていただきたいと思います。

 その前に、新春市民の集いで私に質問していただきまして、ありがとうございます。私、こう見えても執念深いので、よろしくお願いいたします。
 それでは、大師まつりについてですが、学校と日程調整をしていただけるようで、ありがとうございます。
 さて、市民の集いのとき、教育長は、結婚とは何の欠落かと質問され、「結婚とは判断力の欠落、離婚とは忍耐力の欠落」だとおっしゃられました。では、延岡の教育は何の欠落だと考えられますか。

○教育長(町田訓久君)  お答えいたします。
 非常に難しい問題でございますが、今、私、約七カ月程度、教育委員会の方でいろいろ聞いたり見たりしておりますと、やはり一番気になるのが家庭でございます。この社会の中で一番小さな共同体といったら家庭なんです。この家庭ほど、本来でしたら、かたいきずなで結ばれているものはないと私は感じていたわけでございます。
 ところが、教育委員会にまいりまして、いろいろ先生方のお話を伺ったり、また、ほかの人、市民の方のお話を伺いますと、やはり今一番弱くなっているというか、昔に比べて非常に弱体化しているというのは、やはり家庭じゃないかなと思っております。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございます。
 私も、きのうの夜いろいろ考えたんですが、教育長と近いものがありまして、私は母心が欠けているんじゃないかなと思います。
 私は、産みの母親の苦しみ、また、生まれてくる子供というのは、母親よりももっと苦しんで生まれてきます。先生たちに、子供に対する愛情、子供たちの将来引き受けたという自覚が生まれると思っております。
 子供たちは延岡市の宝です。だから、教育で延岡の歴史をしっかりと教えていただきたいと思っております。校長会などを初め、先生や生徒にしっかりと教えていってもらえますでしょうか。

○教育長(町田訓久君)  お答えいたします。
 延岡市の歴史、郷土の歴史を知るということは、非常にこれは大切なことであると思いますし、そのことが、先ほど申しましたように、やはり原点は家庭につながってくるわけでございます。その地域に住んで、その地域のいろんなことを知る。その中で郷土愛も生まれてまいりますし、そのことが、また子供たちの成長に大きく役立つのではないかなと思っておりますので、御指摘の郷土教育と申しますか、延岡市の歴史の教育につきましては、またいろんな方策を考えながら対応してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  
ありがとうございます。うれしいです。よろしくお願いします。
 では、防災の質問です。総務部長にお伺いいたします。
 女性の防災リーダーは多いようですが、現時点で防災に関する各種協議会別での女性委員の数は何名でしょうか。

○総務部長(後藤和則君)  
協議会別での女性の数というお尋ねなんですけれども、現時点で協議会には女性の方はいらっしゃいません。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  
それでは、女性がゼロということでは真の防災対策につながらないのではないかなと私は思います。今回、ネットワークというパンフレットを入手したんですが、神戸の震災に遭われました正井礼子さんのインタビューが、この中に載っていました。
 「女性は、ケアする役割は負わされても、ケアされる対象ではなかった」と見出しに書かれています。阪神・淡路大震災のときに女性たちに何があったかというと、震災で女性が男性より千名多く亡くなったそうです。特に高齢者が多く亡くなったのですが、寒さとトイレの問題もあり、肺炎、心筋梗塞、肝硬変で九百二十七人が亡くなり、孤独死が五百六十九名だったそうです。トイレは三時間待ちもありました。女性の精神的苦痛はひどかったようです。また、早産も多かったようです。水の出ない中、子育てもしました。女性の電話相談には、六割がDVだったそうです。女性の視点からの防災対策に取り組んでもらえますでしょうか。

○総務部長(後藤和則君)  お答えいたします。

 私も、内田議員からこの資料を渡されまして読ませていただいたんですが、大変、男性では気づかされないといいますか、女性特有の痛み、苦しみというのを感じました。いろんな場面で女性が直面する苦痛とかというのを感じさせてもらいましたので、こういう女性の気持ちを共有できるように、防災に限らず、いろんな場面で意見を吸い上げていく機会をつくっていきたいと思ったところです。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)
そういった意味でも、今度、県の方で女性たちが語る報道されなかった阪神・淡路大震災という講演が行われますが、この正井礼子さんが来られるみたいです。六月二十一日に私も行きますので、延岡市の職員の方にも、ぜひ行っていただきたいと思います。
 では、ヘルストピアについてです。
 プラネタリウムは、現在、使用中止にしているということですが、今後、これをどうされるお考えでしょうか。仮に、撤去するのにお幾らぐらいかかりますか。健康福祉部長にお願いいたします。

○健康福祉部長(渡部恭久君)
  
プラネタリウム施設についてのお尋ねでございますが、活用の方法というのは、いろいろ選択肢がたくさんあるんではないかなと思っておりますけれども、例えば、これを復活する場合ということもありますし、新たな施設に転換する場合ということもあろうかと思いますが、いろいろ内部ではミニコンサートホール的な、例えばこれは一案でございますが、プラネタリウムということ以外での活用についての一案でございますが、そういった議論もされているところでございます。
 今年度、民間コンサル等の診断も仰ぐことにしておりますので、そういった中で検討していきたいと思っております。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  では、市長にお伺いいたします。
 そのまま放置しておくのは、私はもったいないと思います。確かに、ミニコンサートなど、いいと思うんですが、利用者をふやすための努力をもっとすべきだと思います。
 例えば、近くにサッカーやラグビーなどができるグラウンドがあります。プラネタリウムを撤去して、宿泊施設にしてみてはどうかと思います。企業誘致ではないんですが、宿泊誘致をするべきじゃないかなと。高千穂などの観光客向けの宿泊誘致でもあり、また、スポーツにおいては、ETOランドは全国から芝スキーをするために合宿の宿泊がふえているようです。ほたるの館も、グラウンドが隣接しているため合宿の宿泊がふえているようですし、須美江もふえていると聞きました。ヘルストピアは、宿泊施設をつくれば、もっと利用増につながるのでは思いますが、どう思われますか。健康増進の宿泊施設を目指してみるのもいいと思いますが、お聞かせください。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 ヘルストピアを改造して宿泊施設としての活用ができないかというお尋ねでございますけれども、宿泊施設としての活用も一つの視点、一つの考え方であろうかと思います。ただ、宿泊ということを実際にやっていくとなると、相当多額の経費をかけての改修になるでしょうし、あるいは市内の宿泊施設、旅館、ホテル等との調整も必要になるだろうと思います。
 こうしたことも含めて、今、特にスポーツ合宿については、これからアスリートタウンづくりの中で考えていくテーマの一つであろうかと思いますが、その中にこのヘルストピアを活用できるかどうかということは、これは研究してみないといけないことであるかなと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございました。

 では、放課後児童クラブについて、もう一度、市長にお尋ねします。
 私が思うに、児童クラブで相談が一番多いのが利用時間の問題です。お迎えに限っては、十七時を十八時までに延長してほしいといった声があります。
 なぜかといいますと、ここ何年か、小学生をねらった不審者が多発しています。二日前は、出北三丁目で手を引っ張る事件が起きました。その前は、下半身を見せる事件が起こっています。驚くほど多いです。明るい時間の下校ならまだよいのですが、冬場の十七時に子供だけで下校させるのは危険だと思います。仕事の都合上、十七時までに迎えに行けない方も多いような気がします。検討してほしいのですが、クラブ事業の規則にある利用時間を見直してくださいませんか。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 これは先ほどの答弁の中でもありましたように、いろんな動きも現在ありますので、こうした中で検討していきたいと思います。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  
では、幼保一元化に関する考えを、次に教育長に聞かせていただきたいと思います。

○教育長(町田訓久君)  お答えいたします。
 幼保一元化については、この四、五年というんですか、そういうことで国の方もいろいろ考えておられるようですけど、まだちゃんとした制度としてあらわれてきていないというのが現状だと思っております。
 確かに、今、今度の教育基本法の改正によりまして、就学前教育、家庭教育というのが重要視するようになってまいっております。私ども学校教育の立場から考えますと、小学校と幼稚園、保育所との連携というのは、今後、非常に必要になってまいりますし、そういうことからいたしますと、流れとしては今おっしゃいましたようなことになるのではないかなと。
 ただ、保育所から小学校に入ってくる場合と幼稚園から小学校に入ってくる場合、若干、保育所と幼稚園の機能が違いますので、いろいろございます。ですから、できましたら、私ども教育委員会といたしましては、保育所、幼稚園を一緒にしながら、就学前教育と小学校との連携というのを、現時点では図っているところでございます。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  
では、市長。場所が変わった移動後の児童家庭課に行かれたことはありますか。

○市長(首藤正治君)  
はい。参っております。

○七番(内田理佐君)  
私も何度か行ったんですが、利用者にとっては本当に狭くて、ベビーカーで入ると、もう一台分しかないような感じで、市民にとっては入りづらいようになっていると思います。三歳児健診などは健康増進課、児童館・児童クラブ・保育園は児童家庭課、幼稚園・子ども教室は教育委員会と、設置場所も離れていますし、本当にわかりにくいものとなっていると思います。一元化して、市民にとってわかりやすい課にしてもらえませんでしょうか、再度お願いいたします。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 御指摘のように、一つは、今の本庁舎が大変老朽化していて、そして手狭になっていることもありまして、大変使いづらくなっているのもございます。今御指摘のありました児童家庭課については、大変奥行きといいますか、幅が狭くて使いづらい状況でございます。
 こういう庁舎スペースの問題については、これから先にまた、抜本的には庁舎の建てかえ等も問題として上がってこようと思いますから、そうした中でしっかり考えていかなければいけないと思いますけれども、組織の問題につきましては、これはこれからも組織機構のあり方については見直しをしていくことにしておりますから、そうした中で必要に応じて組織機構の見直しは考えていきたいと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございます。
 では、人工死産についてです。
 今回の調査で、県病院での滞納が一番多いのが死産費や出産費であるということがわかりました。払わないで産む人が多いようです。性教育や高校生向けの子育て教室などしていただきたいと思いますが、この滞納について、市長はどうお考えになられますか。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 なかなか、いろんな意味で難しい問題をはらんでいるなと思いながら先ほどから伺っておりましたけれども、御指摘のような性教育等さまざまな取り組みが可能かと思いますので、少し知恵をいろいろ出しながら考えていくべきだなと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございます。
 では、のぼりざるについてです。
 先日、のぼりざるがNHKやUMKで放映されました。今後、観光振興にどのように役立てられますか、商工観光部長にお願いします。

○商工観光部長(甲斐隆治君)  
今後「のぼりざる」をどのように観光振興に役立てるかというお尋ねでございますけれども、やはりいろいろ考えましたけれども、これまで、のぼりざるフェスタとか、延岡のぼりざる倶楽部ということで、のぼりざるをなるだけ普及しようという動きは以前からあったと思うんですね。ただ、議員がおっしゃるように、もう一度広めるべきではないかというぐらい、少しのぼりざるというものの扱いが、それほど延岡で取り上げられてないというのが今の状況かと思います。
 それに足りないのは、やはりストーリーといいますか、由来といいますか、そういうものをうまく市民の皆さんに伝達する方法が必要なのかなと考えておりますので、まずは、のぼりざる倶楽部の皆さんとか、観光協会とか、そういうあたりをテーマにして、いろんな会議がございますので、そういう中で提案をして、その辺の議論からしていくべきじゃないかなと考えております。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございました。

 最後に、給食の民間委託についてですが、私は、現時点で民間委託について賛成でも反対でもありません。延岡に教育予算がないというのは、だれでも知っていることですが、給食の人件費がネックになっているという答えです。
 実施計画で民間委託を導入するのであれば、そこで生まれた予算を本当に教育現場に落としてくれるのですか、市長にお願いいたします。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 これから行財政改革等で、調理業務の民間委託等で削減できた人件費等についてどうなのかというお尋ねでございますけれども、今、教育予算が非常に乏しいという御指摘がありましたけれども、全体としてはそうは思っておりませんで、全体の歳出に占める教育予算の割合ということで言えば、一定のレベルにはあるのではないかと思っておりますが、要は、その教育予算の中で、いかに効率的、効果的な予算の使い方ができるかという問題が、この行財政改革の問題ではないかと思っております。
 ですから、全体として、これから教育予算を、この行財政改革が進んだからといって、全体の教育予算の枠を減らすということは、これは毛頭考えておりません。ですから、しっかりとその全体の額は確保していきたいと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  
教育予算がないのではないと言われますが、校長会のある方に聞くと、県内では延岡にお金がないのは有名だと聞きました。予算をつくるための方法として事業化が上げられると思います。
 東小では、PTA会費で本を約千冊買いました。バザーの収益で扇風機や、机が何台も傾いていたので机も買いました。ベルマークで万国旗も買いました。次、百万円ほどする校旗を買いたいと言われています。なぜか、その校旗が東小の前の尋常小学校のままだと言ってました。伊形小学校には、グラウンド横の急斜面の土手に、子供たちが落ちないようにフェンスをしてあげたいと言われていましたけど、予算がつかないと言われていました。
 子供たちの環境の整備をするのは、行政の仕事ではないかと私は思います。市長に、行政に足りないものは何だと思いますか、最後にお願いします。

○市長(首藤正治君)  
今御指摘の、多々ございました御指摘のお話、確かに、学校教育現場で予算が十分に行き届いていない面が非常に多くあるかと思っています。これは全体として、延岡市全体がもちろん財政が厳しいわけです。厳しい財政状況の中で、しかしながら一定の予算は確保しながら、その効率的運用がうまくできていない。これは人件費も含めてということでございますが、先ほどからお話が出ています人件費の部分についての活用といいますか、こういった部分については、これからしっかりと現場にお金が回るような、そんな活用の仕方にしていければと思っております。
 御質問の趣旨、そんなところでよろしいでしょうか。
 以上です。