りさ通信
平成19年 第_回定例会 12月

○七番(内田理佐君)  
質問に先立ちまして、先日、宮崎県の発展のために尽くされました江藤隆美元総務庁長官がお亡くなりになられました。これまでの御功績に対して心から感謝を申し上げ、御冥福をお祈り申し上げます。

 今回、またしても質問項目を欲張ってしまいまして、七項目にわたって質問させていただきます。時間との闘いです。時間が足りませんので、どんどん先に進ませていただきます。
 それでは、これより通告書に従って一般質問をさせていただきます。
 
まず一点目は、市長の政治姿勢です
 ことし六月の一般質問で、私の考えるホームメードのまつづくりに対してどうお考えかお聞きしました。それに対し市長は、地域の現場の頑張りが大事だ、当事者である自分自身が知恵を出し、汗を流すことが大事だと、これからのまちづくりは、すべてホームメードであると答えていただきました。
 このホームメードに対しての御答弁を踏まえ、質問させていただきます。
 
今回上程されました長期総合計画の案についてですが、私はこの計画こそ、そのホームメード感覚がたくさん盛り込まれるべきだと思います。総合計画というのはプロセスが大事で、立派な計画書だけできても、市民の協力と参画が図れないと、結局絵にかいたもちで、意味がない。策定段階にどれだけ多くの市民が自分たちのまちの計画なんだというふうに認識できたか、そこに、今後の市民主役で行政が計画的な行政運営ができるかどうかにかかっていると思います。
 素案づくりに、市民ワーキンググループがかかわってきたということは知っていますが、改めて市長にお聞きしたいと思います。
 十八年度より策定されてきたこの計画は、具体的にどのような手法、体制、期間で策定されたのか。特に、策定プロセスの中に三北を含めた地域の声をどのように反映させたのか。素案の作成は、どこが中心になってつくったのか。市民の意見を反映させるために努力した点、また、職員が総参加でつくられたのか、お伺いいたします。
 さて、先日、私は福祉教育委員会で、子育てや教育における先進地を視察してまいりました。自主財源で先生を採用し、ボランティアを募集し、のびのび英語教育特区事業を行いました埼玉県の行田市、市長みずから子供たちに本物を与えるべきだと主張され、小中一貫教室推進事業などに取り組んでいました福島県の郡山市、子育て推進課を新設しました山形県の山形市など、どこもすばらしい取り組みをされていました。それぞれ子育てや教育を最優先する市長の熱い思いがありました。
 この延岡の基礎をつくり、多大なる影響を与えた延岡藩最後の藩主、内藤政挙公は、伝統を重んじ、文武両道の興隆に力を尽くし、また、育英事業に力を注がれました。延岡の近代教育の確立のために、まず学校を設立し、啓発するなどの施策を講じ、人材育成に当てられました。私は、市長にもその情熱を引き継ぎ、子供たちの人材育成に力を注いでいただきたいと強く思います。
 長期総合計画でも延岡の未来を担う子供たちが、主役の人づくりとして、先人たちが築いてきた歴史・文化等を継承しつつ、豊かな自然や温かな人情など延岡のよさを生かし、だれもが住み続けたい、帰りたいと思える魅力あふれる、ふるさとづくりを行うための人づくりを進めますとあります。まさに、これは愛郷教育だと思います。
 福祉教育委員会のすべてのメンバーが延岡に教育立志をと思っております。市長は、この愛郷教育をどのくらい重要だとお考えですか。これから、どんな人づくりをされるのか、お伺いいたします。できれば、延岡独自の施策をはっきりお聞かせいただきたいと思います。
 さて、先日行われました決算審査特別委員会におきまして私が質問させていただきました都市間交流について、さらに深くお尋ねいたします。
 いまや宮崎は、ヒット商品ランキングにおいて、ブートキャンプなどに続き、宮崎という言葉が第六位となるなど、ブームを巻き起こしています。延岡も先人たちが蓄積してきたこの恵まれた自然や歴史・文化を生かし、PRにつなげてほしいと思います。
 私たちは、この消えない歴史に乗っかった延岡を追求し、市民が延岡を楽しむことこそ大事だと思います。その心が人と人をつなぎ、交流の中でお互いのポテンシャルが高まっていくのだと思います。自分だけが伸びるのではなく、相手と一緒に伸びていく。私は、それが延岡らしくて、オンリーワンを生む力になると思います。
 そこで、この消えない歴史に乗っかった私たちが、今も引き継がれているものでポテンシャルを高めていけるものはと考えますと、姉妹都市、兄弟都市との交流をもっと充実させればおもしろいのではと考えました。
 姉妹である坂井市、兄弟であるいわき市には、もちろん父がいるのです。そう、延岡藩主であった有馬公が丸岡藩へ移封されたことにより、延岡市が姉、坂井市が妹、父は有馬公です。磐城平藩主であった内藤家が延岡藩に移封されたことにより、いわき市が兄、延岡市が弟、父は内藤家になると思います。そういう気持ちで妹と兄を受け入れると、いろんなアイデアが生まれてくると思います。
 例えば、有馬の父が私たち姉妹に残したものは何でしょう。これは、私たちのたくさん出るであろうアイデアの一つと思って聞いてください。
 父は、姉である延岡に元町、紺屋町、博労町をつくりました。この三町にある居酒屋で「有馬」の名前のメニューをつくらせるとおもしろいなとか。また、兵庫県の赤穂市から、日吉、山本、上田、大山、片伯部の五家族を連れてきて、浜、平原に塩田を開きました。赤穂市の同じ名字の人たちを延岡に招待してツアーを組んだらおもしろそうだなとか。延岡で塩を製造し、有馬公の塩をつくらせようとか、母である有馬直純の夫人「国姫」のニックネームの日向御前の化粧水をつくろうとか、いろんな案が出ると思います。
 父である内藤家は、兄弟に何を残したのでしょう。能面を初めとする文化財はたくさん残っています。天下一薪能は十年も続き、すばらしいと思います。そのほか、のぼり猿は内藤藩の武士の妻たちの内職によって伝えられました。内職希望の御婦人を集めて、のぼり猿をたくさんつくり、いわきにも延岡の、のぼり猿を普及させようとか、いわきから伝わった八杯汁のルーツを探す「八杯汁サミット」を延岡で開催しようとか、東臼杵農林振興局の資料により、メヒカリは、内藤家がいわきに持ち込んだとされています。これをもとに小名浜の漁協と北浦を含めた延岡の漁協と交流を深め、相乗効果を図ろう、いわき市で開催された第一回「めひかりサミット」を、次、延岡で開催しよう、殿様の献上物を商品化しようなど、まだまだたくさんのアイデアが出てくると思います。そして、そういうチャンスをあらゆる職業の方や子供たちに与えていただき、アイデアを生み出す機会をつくる必要があると思います。
 必ず、交流の前に課題を与え、交流先の方々とはきずなを深められるような、そんな努力を職員はするべきだと思います。これは都市間交流だけに限らず、視察に来られた方、観光で来られた方々にも常に意識し、努力をするべきだと思います。私は、本当にこれは大事だと思います。
 この私の意見に対してどうとらえられたかは質問いたしません。思いが通じたと信じ、もっと都市間交流を充実させていただけるか、どう取り組んでいただけるか、お答えいただきたいと思います。

 市長に対しての政治姿勢に対する最後の質問ですが、委託料の見直しと言うと重たくなりますが、これは提案でもあります。
 十月二十八日に東海中学校で行われましたトイレ掃除に学ぶ会に参加させていただきました。当日は百名以上の参加者が集まり、グループに分かれてすべての校舎内のトイレを、あらゆる道具を使いピカピカにするんです。同時に心までピカピカになったような気がしました。
 市役所の職員や利用者である市民が市役所の掃除をすれば、委託料が削減されるのではないかと思いました。
 清武町役場は十七時から十五分間、月一回や週一回程度、各階でトイレとフロアの掃除を行い、平成十八年四月から平成十九年三月までの一年間で三百十五万円の経費削減ができたとお聞きしています。
 都城市は、市長みずからトイレ掃除に学ぶ会に参加し、職員と一緒に小中学校のトイレを掃除しているそうです。長峰市長は、いずれ庁内のトイレ掃除にも取り組み、経費削減につなげる考えでいると聞きました。
 市長は、この清武町や都城市の取り組みを聞いて、どう感じましたか。延岡市の民間業者、掃除委託料は妥当だと思われますか。
 
それでは、二点目です
男女共同参画社会への取り組みについて、市長にお尋ねします。
 延岡は、平成十二年一月に男女共同参画都市宣言をいたしました。平成十六年には、男女共同参画センターを開設し、私も利用している一人ですが、研修や各種団体との情報交換、啓発活動に生かされ、週三回相談業務を行い、関係団体が掃除当番を決め、利用者が気持ちよく利用できるように努力しています。さらにここ二年で男性会員もふえ、ともに尊重し合い、男性らしさ、女性らしさを学ぶ場にもなっております。私は、女性という特権を生かしてチャンスをつかんでいってほしいと思います。
 最近感じたのは、女性の方が議会での質問の聞き取りがうまく、聞き取りのときには「質問してありがとうございます」と言われます。国・県・市と地方自治体には厳しい上下関係を強いられている中、女性管理職がふえた方が地方のお願いを聞いていただけるんじゃないかと思います。現に、みちづくりを考える女性の会が各地で発足し、提言活動に行かせていただいているのは、発言力や実行力、そして男性よりしたたかで、お願い上手だからではないでしょうか。なのになぜ庁舎内の女性管理職が少ないのか、不思議でなりません。
 医療の現場でも女性医師がふえているようです。国家公務員は、課長級から部長まで、女性職員割合は平成十七年で総数八千四百五十二名のところ百五十四名で一・八%にすぎません。延岡市役所は、平成十九年四月現在で、課長・次長級が三名で七・五%にすぎず、部長、課長の登用はありません。また、あらゆる審議会での女性委員の割合は、平成十九年三月現在で三〇・九%です。私は、これまで述べました考えより、もっと女性の政策方針決定参画へ向けて努力をしていただきたいと思います。
 そこで、女性の参画が必要だと感じていらっしゃいますでしょうか。必要であるというお考えであれば、どのような策をとられ、いつまでに何%の目標を立てられるか、お伺いいたします。
 
三点目、子育て支援についてです。単刀直入にいきます。
 どうして市は、市長が協働という言葉を大事にし、まちづくりの基本は人づくりにあり、その基礎となる子供たちの健やかな成長は、市民すべての願いでもあるとの思いがあるのに、出産祝金は第四子以降の出産のみの支給なのでしょうか。
 少子高齢化対策を行っている延岡市ですが、長寿祝金は八十歳から、五千円、一万円、百歳では五万円、支給者は十八年で千七百五十八名で、祝金のほか記念品もいただいてまして、決算額一千二百七十九万五千四百六十四円でした。もちろん、長寿のお祝いは充実させるべきだと思っております。しかし、延岡の宝であるはずの赤ちゃんには、第四子以降の出産に限り、十八年度で三十二件に五万円ずつの決算、百六十万円でした。この差は何なんでしょう。
 大体、十七年度出生率が一・七五であることからもわかるように、一人目から二人目を産むところに境界線ができてるんですから、出生率を上げるためには二人目でお祝い金を支給するべきです。
 しかし、私は、一人目、二人目、三人目なんて差別は嫌いです。赤ちゃんの両親へのお祝いのつもりでしょうが、これからは宝である赤ちゃんと両親のためにやっていただきたい。
 延岡市は、延岡で生まれてくる赤ちゃんのためにも、第一子目から何らかの贈り物をすべきだと思います。お金じゃなくて、私はいいと思います。延岡の特産物でもいいと思います。季節に応じて四パターンつくって、第二子、第三子とグレードを上げていけばいいのではないでしょうか。特産物のPRを兼ねて、ぜひ行ってほしいと思います。
 これからまだ子供を授かる可能性のある私の生の意見でもあり、女性たちは皆、言っていることであります。ぜひ市長に、これに対するお考えをお伺いいたします。
 次に、働いているお母さんのための放課後子どもプランについて、福祉保健部長にお伺いいたします。
 平成十八年度に引き続き、放課後子どもプランが推進されるようですが、このプランの中に放課後子ども教室推進事業と放課後児童クラブと言われています放課後児童健全育成事業があります。
 今、働くお母さんがふえているせいか、児童クラブの利用率がふえ、利用できない児童もふえているようです。地域によっては中学校区に児童クラブがないという声も聞きました。国は、人数の制限にも取り組もうとしているようですが、市としては、これらの対応策を練っておられますか。
 また、北川から旧延岡の方へ通勤している方が、北川は小六まで預けられたが、合併後は四年生以上は預けられなくなったといっている声も聞きました。そして日没の早い冬の時期は、終了時刻を延ばしていただきたいということです。
 また、児童クラブを運営されている方の意見で、「健全育成のために職員には児童健全育成の資格を取得させているが、児童クラブによって差があり、取得していないクラブがたくさんあるのが不安だ。利用者から月三千円いただいているが、正直、運営上厳しい。栃木県のさくら三Jホールでは月一万五千円いただいていると聞いた」と言われていました。
 これ以外にも、たくさん問題点があるようですが、市としては放課後子どもプランの充実へ向けてどう取り組まれているか、三北の方々も含めた実態をどう把握し、どう意見を反映されるのか、お答えいただきたいと思います。
 
そして、最後に子育て応援ショップや体験学習の推進についてです。
 私は、前回も体験学習について質問したのですが、要はまち全体で子供たちを育てるような、そして延岡に誇りを持てる子供でたくさんにしたいからです。
 昔は、子供たちの目に触れるところに、たくさん職人がいました。そして子供たちも、ゲームなどないので、外で遊びながら大人の仕事ぶりを見学できました。地域の人たちが子供に目をやりました。地域に子供の居場所がたくさんあったと思います。大人をまねし、一緒に手伝いをすることもあったと思います。今の子供たちに、大人が声をかける仕組みをつくれないか、大人のまねができる機会を与えられないか、考えます。
 山下新天街では、子育て応援ショップに取り組んでいます。おばけ屋敷をしたときに十日間山下に行かせていただいて思ったんですが、通学する子供たちに商店街の方々が声をかけます。子供たちも顔なじみになっていて、どこの子供かわからないくらいでした。そして、大人のまねをしてマイクを持って呼び込みをしたり、店の手伝いをする子供たちを見ました。すごく山下に魅力を感じました。
 まだ子育て応援ショップのステッカーが届いてないところもあるとお聞きしました。ぜひ、山下だけでなく、市内のショップに広めていただきたいと思います。
 また、子供たちに夏休みなどを利用して、いろんな職人に変身して体験できる企画をしていただきたいと思います。ぜひ、延岡でしかできない体験をさせてください。例えば、漁師さんになったり、山師になったり、農家や畜産者になったり、のぼり猿や大漁旗をつくってみたり、テレビ局や一日市長など、楽しみながらいろんな可能性を伸ばせる体験を計画していただきたいと思います。この点について、当局にお考えがないか、御質問いたします。
 
四点目ですが、予防医学についてです。
  前回に引き続き、ヘルストピア延岡の再生プロジェクトについてです。
 私は、ヘルストピアは健康増進施設にこだわるべきだと思います。塩素が強いと健康を促すようには思えません。ぜひ、利用者が求めています人工温泉化に向けて取り組んでいただきたいと思います。
 また、提案ですが、今、全国の温泉施設やホテルやテーマパークで、ドクターフィッシュがブームを呼んでいます。ヘルストピアでドクターフィッシュを導入してみてはどうでしょうか。
 ドクターフィッシュは、美と健康の発祥の地であるトルコ共和国の魚で、皮膚疾患の治療にも用いられています。三十七度のお湯で生息し、足湯に入れると、足の角質層をえさとして食するため、低周波のような心地よい刺激と、また、皮膚代謝を改善・促進させる効果があります。
 飼育も困難ではないようですが、生き物ですので排せつ物等の問題も出てきますが、まだ宮崎ではドクターフィッシュの導入はありませんので、県内初になり、話題性も大いにあると思います。そして、人工温泉化、ドクターフィッシュと、さらに多目的広場にアスレチックを設置していただきたいと思います。阿蘇のファームランドにあるような老若男女遊べるアスレチックをつくっていただきたいと思います。必ず集客につながると思います。
 これらに対する当局のお考えをお伺いいたします。
 そして関連ですが、延岡は、健康増進施設の利用促進を図りながら、健康な状態で長生きできて、病気の発生を事前に予防できるような仕組みや市民の機運を高めていくべきだと思います。
 残念なことに、延岡は、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患による死亡率が六割を超え、全国平均を上回っています。私は、三日前に元同僚を白血病で亡くしました。子宮がんで後輩を亡くしたこともあります。延岡は健康づくりにもっと力を入れるべきです。四十歳から七十四歳までの健診受診率を上げるための具体策をお伺いいたします。
 
五点目ですが、地場産品のブランド化について、当局にお伺いいたします。
 これからは、延岡独自のブランド化へ向けて、あらゆる農畜産物や水産物、加工物のブランド名を統一させ、それぞれに基準を決め、付加価値を持たせるべきだと思います。また、魚と野菜、お菓子と果物など、延岡にしかないメニューをつくり出し、ブランドとして売り出しましょう。
 生産者に喜びを与えるためにも、県外に暮らす延岡出身の方々のためにも、延岡産の商品を全国に売り出していただきたいと思います。延岡ブランドへの積極的な取り組みについてお伺いいたします。

六点目です。商店街の活性化についての取り組みについてお伺いいたします。
 商店街を活性化させるためには、人の流れをつくるべきだと思います。とにかく人に歩いてもらう仕組みをつくります。
 大師まつり以外にも、商店街を歩行者天国にし、イベントを行う機会をふやしたり、通り全体を美術館にしたり、ウインドーショッピングが楽しめるようにウインドーを大学生や高校生の作品展示場にしたり、空き店舗をさまざまな教室に貸したり、高知市の「くるりんバス」のような、同じところを何回も回るバスを走らせたり、スイーツフェアや韓国フェア、宮崎フェアなど食にも力を入れて行うとおもしろいと思います。山下新天街で三百三十三メートルの県北最大のフリーマーケットを行ってもおもしろいと思います。
 また、駅前が寂しいので、久乃屋のビルに観光協会を入れていただいて、観光案内の掲示板やタクシーの周遊コースの案内などしていただきたいし、駅からココレッタ、そして商店街を人が歩く仕組みをつくっていただけたらと思いますが、お考えをお伺いいたします。
 
最後、七点目は、観光振興についてです。
 観光PRについてですが、先日の決算審査特別委員会でホームページが大事だと話したんですが、近々、観光協会のホームページが市のホームページでリンクできるようになるそうです。
 しかし、まだ強化してほしい点があります。特産品の項目でアユしか紹介されていない点や、延岡市の歴史では、一九三三年の延岡市としてスタートしたところしか出てきません。できれば旧石器時代からの歴史を載せていただいて、「延岡ガいーどマップ」のようなものをホームページに載せていただきたいと思います。ヘルストピアを初めとするあらゆる第三セクターなどの施設も常に更新して、最新情報を載せていただきたいと思います。
 たくさんの見えないお客さんが日々、延岡にやってきていると意識しながら、やっていただきたい。きっと商業振興にもつながると思います。
 また、以前、教育委員会がつくられた延岡市の文化財を、合併記念として刷新していただきたいです。そして、市の広報にも延岡の歴史についてのコーナーをつくっていただきたいと思います。門川の町報にも毎回、こころの杜の情報が一ページまるまる載っています。ぜひ、そういう情報をわかりやすく載せていただきたいと思います。
 市の封筒も、もう一工夫欲しいです。市民にアンケートを行って市のシンボルマークをつくり、その絵を封筒に載せたり、シンボルマークで職員のバッチをつくったり、日向市の職員がいつもひょっとこのTシャツを着ているように、延岡も統一させた方がいいと思います。私は、ぜひ、日本に一つしかない「のぼり猿」をシンボルマークにしてほしいと思っています。
 これからの延岡のPRについてのお考えをお伺いいたします。
 最後に、関連になりますが、ぜひ、のぼり猿を普及させましょう。つくり手が一人しかいないから数に限りがあるではなく、つくり手をふやす努力をしていただきたいです。需要がふえれば、つくり手をふやさなければいけませんので、そこで雇用の創出が期待できると思います。
 そもそも、のぼり猿は、五月の節句にこいのぼりとともに上げられていたそうです。ぜひ江戸時代にタイムスリップし、五月の節句には「のぼり猿」でいっぱいにしましょう。この提案に対するお考えを聞かせてください。
 風をはらみのぼる姿は、位階をのぼることにあやかり、黒色の猿は、苦労を去るの意味もあるようで、まさに、今この延岡にのぼり猿が必要で、駅前や市役所に大きなのぼり猿を飾り、ことしのクリスマスはサンタの衣装を着た「のぼり猿」をドーンを飾りましょう。
 以上で、壇上からの質問を終わらせていただきます。
(降壇)
〔市長(首藤正治君)登壇〕

○市長(首藤正治君)
  
ただいまの内田理佐議員の御質問にお答えいたします。
 
まず初めに、長期総合計画の策定についてのお尋ねでございます。
 今回の策定につきましては、まず、平成十八年七月に総合支所を含むすべての課所から一人ずつ係長級の職員が参加する総勢八十二名の職員ワーキンググループを立ち上げまして、その翌月に一般公募、そして各課所推薦による市民四十九名で構成をします市民ワーキンググループを組織いたしております。それから後、十三回のワーキングを開催する中で、その多くを合同で開催して素案を作成したところでございます。
 その後、この素案をたたき台として、主に課長級職員による専門部会、さらに、私を含む部局長以上の幹部で構成する策定会議にて検討を重ね、原案を作成いたしました。
 このように作成しました原案につきまして、旧三町の地域住民の代表で構成される地域協議会並びに市内の各界各層の代表二十九名により構成される審議会へ諮問し、答申をいただいた上で、今回上程させていただいたものでございます。
 各地域協議会での審議に際しましては、その都度、事務局が出向きまして、きめ細かに地域の声の把握に努めたところでございます。
 また、既に御案内のとおり、市民ワーキンググループで議論いただくと同時に、三千名の市民を対象にした市民アンケート調査も実施しておりまして、素案の作成段階から市民に携わっていただきましたことにより、これまで以上に市民の皆様の意見を反映することができたのではないかと考えているところでございます。
 次に、愛郷教育についてのお尋ねでございます。
 本市の豊かな自然や歴史・文化、産業、これは子供たちの成長を支えていく上で大変重要な役割を果たしております。
 私は、地域のさまざまな資源や人材を活用し、子供を地域の宝としてはぐくむことで、ふるさと延岡に愛情と誇りを持ち、ふるさとに貢献する気概を持った人材を育てていくことが私たちの責務であると強く思っているところであります。
 現在、学校では、稲作体験や干し物づくりなど、地域を教材としたふるさと教育に積極的に取り組んでおりまして、社会教育の中でも、はらはらわくわく体験隊のような体験活動を実施するなど、さまざまな活動を通して人づくりに取り組んできております。
 また、特色ある取り組みとしては、地元企業の方々が講師になり、中学生に対して企業見学や理科の授業を実施していただく「講師派遣事業」を実施しており、今後は、こうした取り組みの一層の充実を図り、延岡のまちづくりの担い手となる人づくりを推進してまいりたいと思っております。
 次に、都市交流についてのお尋ねでございます。
 御質問の中で、都市交流に関して「新商品やメニューの開発」についてですとか、「伝統工芸品の普及」あるいは「伝統文化の伝承のあり方」さらには「食材や食べ物を通じた交流について」など、さまざまなアイデアをいただきました。ありがとうございます。
 御提言の趣旨を踏まえ、商工部、農林水産部、教育委員会のみならず、すべての部局におきまして、どういう目的のもと、どのような交流が可能か検討し、可能なものから実施してまいりたいと考えております。
 
次に、市庁舎の清掃の取り組みと委託料についてのお尋ねでございます。
 先ほど、議員みずからも参加され、小中学校のトイレ清掃を通じて、みずからの心までもきれいになったというお話。これは、平凡でささいなことであっても、それに心を込めて徹底して行うことが大きな成果を生み出すという、まさしく「凡事徹底」という教えの実践であるかと思います。大変すばらしい行いであると感銘しております。
 現在、本庁舎におきましては、執務室の掃除を職員が執務時間前後に行っております。また、本年度より市民の方への接遇マナーの向上を図ることを目的として、天下一マナー運動を展開し、職員の意識改革に努めております。
 これらのことにより、気持ちよく執務を行い、市民の方を心からの気持ちでお迎えするという心構えができるものであります。これは、議員がお話しいただきましたトイレ清掃に通じるものがあるのではないかと思っております。
 市庁舎のトイレ清掃の委託に関しましては、市庁舎清掃業務委託の中の一つとして契約しておりまして、市民の皆様がいつも清潔で気持ちよく利用していただくために、日常欠かせぬ大切な清掃業務でありますから、これまでどおり、他の清掃業務と一体的に取り組むことが効果的であると考えているところでございます。
 
次に、男女共同参画社会への取り組みについてのお尋ねでございます。
 行政ニーズが複雑多様化する今日、それらに的確に対応し、行政サービスの向上を図っていくためには、女性の皆さんの視点や感性、そうしたものをこれまで以上に行政運営に活用していくことが必要であると思っております。
 御案内のとおり、各種審議会等における女性委員の就任状況を見ますと、ことし三月末現在で、本市は委員総数の三〇・九%でありまして、宮崎市の二八・八%、そして都城市の二〇・一%と比べますと、比較的高い就任率となっております。
 この就任率につきましては、本市は平成二十三年度末までに三五%という目標を掲げておりまして、委員の選任に際しては、女性委員の就任について関係団体等に協力をお願いするなど、今後も積極的な取り組みを行ってまいりたいと考えております。
 また、管理職の任用につきましては、平等取り扱いの原則、あるいは成績主義の原則といった任用の根本原則を踏まえながら、男女に関係なく任用しているところでございます。
 結果的に見ますと、まだ女性の管理職への任用は少ないわけでございますが、採用後の研修や人事配置も男女平等に行っておりますし、今後増加していくものと思っております。私自身も女性管理職の増加を期待しているところでございます。
 
次に、出産祝金についてのお尋ねでございます。
 本市が持続的に発展していくためには、これからの社会を担う子供たちを安心して産み育てることのできる環境づくりが必要でございます。長期的な視点に立って、効果的な施策を総合的に推進していく必要があるものと考えております。
 そのために、市としましては、次世代育成支援行動計画の着実な遂行を図るとともに、本年度からは、新たに三歳未満児の児童手当の加算を行い、また、まちなかキッズホームを開設したところでもございます。
 出産に当たって、特産物でお祝いの気持ちをあらわすというのは大変おもしろいアイデアだと思います。出産祝金につきましては、合併時の調整方針に基づきまして、五年以内に再編することにしておりますが、議員の御提言も検討させていただいて、類似都市などの状況も十分に勘案しながら、できるだけ早い時期に方向性を出したいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔福祉保健部長(渡部恭久君)登壇〕

○福祉保健部長(渡部恭久君)
  
お答えいたします。
 
まず、放課後子どもプランの充実についてのお尋ねでございます。
 放課後子どもプランは、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」と厚生労働省の「放課後児童クラブ」の連携を図りながら、放課後の子供の安全で健やかな活動場所を確保し、総合的な放課後対策として実施するものでございます。
 現在、放課後子ども教室推進事業につきましては、旧三町を含め、各小学校区ごとに学校や保護者などから意向調査を行い、場所や指導体制等の整った学校から実施する検討を行っているところでございます。
 また、放課後児童クラブにつきましては、次世代育成支援行動計画に沿った整備を進めているところでございます。
 いずれにいたしましても、放課後子どもプランは、子育て支援の有効な事業であり、今後とも関係各課と連携しながら、放課後児童対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、子育て応援ショップの取り組みについてのお尋ねでございます。
 山下新天街の子育て応援ショップにつきましては、同商店街において、ミルク用のお湯の提供、または授乳場所の提供などの子育て支援ができる店舗でございまして、商店街が独自に取り組んでいる事業でございます。
 また、県が実施しております「みんなで子育て応援運動」の中で、子育て支援活動を推進する「子育て応援宣言」を行う店舗等を募集しているところでございまして、山下新天街も登録の申請を行ったところでございます。
 いずれにいたしましても、子育て中の家族を社会全体で支える観点から、議員御提言のとおり、子育てを応援するショップが拡大することは有効な支援となりますので、今後、県や関係各課と連携を図りながら、取り組んでまいりたいと考えております。

次に、ヘルストピアについて、三点の御提言でございます。
 まず、ヘルストピアの人工温泉化についてでございますが、ヘルストピアにつきましては、現在、経営改善計画を策定しているところでございます。人工温泉化につきましては、多額な費用を要することから、費用対効果も十分検討しながら、その中で慎重に協議を進めてまいりたいと考えております。
 
次に、ドクターフィッシュの御提案でございますが、現在、十分な情報も持ち合わせておりませんので、今後、研究をさせていただきたいと思います。
 
また、多目的広場へのアスレチック施設設置につきましても、現在、広場がグラウンドゴルフや隣接するサッカー、ラグビー場の補助的なグラウンドとして有効に利用されておりますので、今後の研究課題にさせていただきたいと考えております。
 
次に、健診受診率を上げるための具体策についてのお尋ねでございます。

 がんを初め、生活習慣病予防対策は、治療よりも予防が何よりも重要であることから、いきいき健診ほか各種がん検診に取り組んでいるところでございます。
 現在、受診者の利便性を考慮し、各種検診を同時に受けられるセット健診や日曜健診等を行っておりますが、今後さらに健診対象者への個別通知を積極的に行うなど、受診率アップを図る必要があると考えております。
 健康づくりへの取り組みは、市民一人一人の認識が大きく影響しますので、自己管理の重要性についてさらにPRするとともに、来年度からは四十歳から七十四歳を対象とする新たな健診制度、「特定健診・特定保健指導」等によって、受診率の向上に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔商工部長(飯干泰志君)登壇〕

○商工部長(飯干泰志君)
  
お答えいたします。
 
初めに、地場産品のブランド化についてのお尋ねでございます。
 地域名を冠とした商品につきましては、商標法の改正により、昨年四月から「地域団体商標制度」が制定され、地域ブランドとして商標登録することが可能になっております。これは、生産地の競争力を高め、地域経済を元気にするという目的で制度化されたものですが、本市からは、近く「北浦灘アジ」が登録されると伺っております。
 登録されたブランド商品を販売していく上におきましては、ブランド名を管理する組織や体制、ブランド名を使用する商品の基準など解決すべき課題もございますが、ブランド名使用に向けての品質、付加価値の向上、さらには地域の魅力向上にもつながっていくものと考えております。
 今後とも、特産品を活用した商品開発や延岡にちなんだ統一ロゴ等の作成、延岡ブランドの開発に向け、関係団体とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。
 
最後に、商店街の活性化についてのお尋ねでございます。
 御案内のとおり、これまで、山下新天街では商業高校の文化祭や七夕まつりを初め、交流広場での絵画の展示会など多種多様なイベントが開催されてきたところであり、市といたしましても、積極的に支援してきたところでございます。
 また、本年は、新しいアーケードのお披露目の年と位置づけてイベントの開催に力を注いでおり、議員のお話にございますフリーマーケットにつきましても、ココレッタ延岡やサンロード栄町と共同で年末に開催する予定となっております。
 こうした取り組みは、商店街内の回遊性を高め、来街者の滞在時間を延ばすことにもつながるなど、活性化に効果のあるものでございますので、今後とも、商店街主催の特色ある取り組みを重点的に支援してまいりたいと考えております。
 なお、駅前ビルへの観光協会移転の御提案につきましては、現在、駅周辺全体の活性化についての検討を行っておりますので、今後の課題とさせていただきたいと存じます。
 
次に、観光PRについてのお尋ねでございます。
 観光PRの手法はさまざまございますが、中でもホームページによる情報の発信は、特に重要であると認識いたしております。
 そのような中、観光協会のホームページにつきましては、現在、リニューアル作業を行っており、特産品や延岡市の歴史など、あらゆるコンテンツの見直しを図り、より詳しい情報を提供する予定でございます。
 市のホームページにつきましては、情報量や必要な情報の見直しを行い、また、最新の観光情報が提供できるよう検討していきたいと考えているところです。
 また、延岡市の文化財につきましては、現在、教育委員会で検討中とのことですが、市の広報やシンボルマークにつきましては、議員の御意見も御参考にさせていただき、それぞれ関係各課と協議・検討してまいりたいと思います。
 
最後に、のぼり猿の普及についてのお尋ねでございます。

 のぼり猿は、本市に古くから伝わる郷土玩具であり、子供の立身出世、無病息災、五穀豊穣を願い、端午の節句にこいのぼりと一緒に掲げられた縁起物で、今では土産物や転勤する方々へのはなむけとして贈られているようです。
 現在、のぼりざる製作所が、この伝統文化を守りながら普及活動にも努めておりますが、市といたしましても、本市の伝統工芸品であるのぼり猿がシンボルとなるような取り組みを推進するとともに、積極的にPRし、知名度を高めてまいりたいと考えております。
 現在、下水道のマンホールのふたには、こののぼり猿のデザインが使用されておりますが、例えば、橋の欄干など公共施設に設置したり、栄転や昇進時の記念品として活用していただくのも一つの普及方法ではないかと思っております。
 また、今後、のぼり猿の伝統文化を守っていく上におきましては、製作体験の場なども設け、後継者の育成を図っていくことが必要であると考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔教育長(町田訓久君)登壇〕

○教育長(町田訓久君)
  
お答えいたします。
 
子供たちの職業体験についてのお尋ねでございます。
 本市は、海、山、川と豊かな自然があり、この自然を活用し、さまざまな職業体験を行うことによりまして、子供たちの豊かな心をはぐくみ、郷土に対する愛着が生まれてくるものと考えております。
 そこで、市内小学生を対象に「はらはらわくわく体験隊」事業を実施しており、これは田植えや稲刈り、船に乗っての養殖場見学等の農業・漁業などの自然や職業体験活動を主に行うもので、保護者や子供たちから大変好評を得ているところでございます。
 また、同様の事業といたしまして、北方町では、そば打ちなどいろいろな職業に挑戦する「チャレンジ教室」、北浦町では、漁業や農業を体験する「北浦町の大人はどんな仕事をしているのかな」という事業、北川町では、地元で宿泊体験する「チャレンジ北川なつ」や「ホタルっ子漁業体験」などを実施いたしております。
 今後とも、延岡市ならではの職業体験ができるよう、創意工夫してまいりたいと思っているところでございます。
 以上でございます。
(降壇)
○議長(新名種歳君)  内田理佐議員の再質問を許可いたします。
○七番(内田理佐君)  御答弁ありがとうございました。

 それでは、市長にお伺いいたします。
 宮崎県のブランドとして認証されている北浦灘アジが、地域団体商標制度の制定により商標登録されるということで、これは延岡にとってビッグニュースでありまして、物すごい財産になると思います。全国的に「北浦灘アジ」として市場に出回ることを誇りに思います。
 しかし、これからは延岡独自のブランド名を確立していく必要があると思います。例えば、ある規格を確立し、基準を満たすために「延岡天下一」と延岡という名前を必ずつけていただいて、天下一とか、空飛ぶ何とか、空飛ぶタマネギとありますけど、空飛ぶエコオクラとか、ブランド名としての確立をしていただきたいと思います。必ず延岡という名前を入れていただいて、規格の確立、そしてブランド名を決めていただきたいんですが、市長のお考えをお聞かせください。

○市長(首藤正治君)  お答えいたします。
 延岡ブランドの確立についてのお尋ねでございます。
 これにつきましては、これから付加価値の高い特産品を全国に発信していく、そういった中では非常に重要な取り組みであると思っております。今、商工会議所で取り組んでおります地産地消、その中でも延岡ならではの商品開発が非常に重要だという位置づけもあるようでございます。
 これから、市としましても、いろんな関係機関とも連携をしながら、延岡ブランドの確立に対して取り組んでいかなければいけないと思います。
 宮崎県としましては、これは「宮崎」という言葉を入れて宮崎県の特産品を統一ブランドとするというような取り組みもありますし、また、延岡の中で、これは「延岡」という言葉を使って統一ブランドとすることになると、なかなか県の特産品戦略、ブランド戦略とのすり合わせをどうするのか等々の課題があろうかと思います。こうしたことを一つ一つ検討しながら進めていく必要があるかなと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございました。
 このブランド名の確立が重要であると聞いて安心いたしました。これは物すごく大事だと思います。一刻も早く生産者の方々のために確立してほしい。
 これは、私の知り合いからちょっと聞いたんですが、イトーヨーカドーのバイヤーの方に「どうしたら延岡産の物に目をつけていただけるか」とお聞きしたところ、バイヤーの方は「規格をきちんと通った、そしてブランド名のあるものに飛びつく」と言われていました。
 その例として、島根県浜田市の「どんちっち」のことを言われました。浜田市のホームページの方で水産ブランドとして出てくるんですが、「どんちっち」とは、神楽のお囃子を表現した幼児言葉で、百五十グラム以上のスズキを「どんちっちのどぐろ」、百五十グラム以上のササカレイと二百グラム以上のエテカレイとミズカレイに「どんちっちかれい」、五十グラム以上で脂質含有量の一〇%以上のアジを「どんちっちあじ」とつけているそうです。
 延岡も、これから重要と言われましたけど、検討しますではなくて、たくさんの地場産品を抱えていますので、生産者のためにも企画を立てて、ブランド名の確立に努めないといけないと思いますし、大事なのは、市のホームページで、ぜひ載せていただきたいと思いますが、市長、御返事をお願いいたします。

○市長(首藤正治君)  
ブランド化についての再度のお尋ねでございますけれども、実際に、どういうふうにこれから進めていくのかということ、検討するにとどまってはいけないという御指摘でございますので、具体的に検討すべき内容というのは、先ほど少し申し上げましたけれども、そうしたことを初めとして、これはどちらにしても具体的な進め方については、先ほど申し上げたようなことに、やっぱりなっていこうかと思っております。
 これは、今ここで具体的に、じゃあどうするのかということを申し上げるのはなかなか難しい部分もございますが、いわゆるスローガンといいますか、ただ検討するという言葉のみにとどまらずに、実効性があらわれてくるような進め方になるように、意を尽くしてまいりたいと思っております。
 以上です。

○七番(内田理佐君)  前向きな御答弁で、大変うれしく思います。
 
それでは、女性参画のところで、市長にお聞きいたします。
 延岡市は三〇・九%で、宮崎・都城より高いと言われましたが、道づくりを考える女性の会はもちろん一〇〇%で、宮崎・都城では高速道路があるから女性の会なんてありません。パーセントを上げているのは、その辺で、その会を引いてパーセントを出すと二八%となり、宮崎より低くなります。そのパーセントに安心してはいけないと思います。
 そのほか女性の進出の必要だと思われる環境審議会、青少年育成センター運営協議会、地域福祉懇話会、北方・北川の地域協議会は二〇%を満たしておりません。積極的に取り組んでいただきたいのですが、市長いかがでしょうか。

○市長(首藤正治君)  
女性参画に向けての重ねてのお尋ねでございますけれども、基本的に、市として今おっしゃっていただいたような各種審議会への参加、あるいは先ほどのお話のような庁内での登用等々について、いわゆる機会平等ということは、きちんと進めてきているつもりでございます。ただ、結果として、今御指摘のようなパーセンテージにとどまっているということは大変残念なことでございますので、結果につながるような進め方ということもきちんと考えていく必要があるのかなと思います。
 これについては、もちろん仕組みとして、制度として、市がどのように進めていくかということは非常に重要でございますし、あわせて、その中で、女性の方々の奮起というものもあわせて期待申し上げたいなと思っているところでございます。きちんと、市としては、今まで以上に努めてまいります。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございました。
 
それでは、最後の質問です。
 長期総合計画についての策定ですが、市職員が八十二名、市民ワーキングが四十九名で素案をつくったということですが、これは協働でつくったものとは私は思いません。ホームページやアンケートを無作為に行ったみたいですが、ホームページで一件、アンケートで三千のうち千二百弱が戻ってきたと聞きました。素案づくりから市民皆さんでつくるべきだと私は思います。ボランティアだけが協働じゃない。この長期総合計画こそ、市民協働であるべきだと思います。
 一つ例を挙げますと、アメリカのテネシー州にチャタヌーガという町がありますが、皆さん御存じの方もいらっしゃると思いますが、チャタヌーガは三十八年前、全米で最も大気汚染のひどい町と言われていましたが、官民一体となった取り組みで、三十年後には、全米で最も住みやすい町と言われるようになりました。
 人口十五万人の延岡と同じような町で、失業率が上昇している町が、なぜ変わったのか。まず、住民一万人に無作為にアンケートを実施し、四カ月半で千七百名、四十回ほど市民と対話集会を行ったそうです。そのたくさんの中から多くの住民が参加して「ビジョン二〇〇〇」として、二百二十三の個別プロジェクトを洗い出した。その中から四十の目標を立てた。この四十の目標のうち三十七の目標が達成されたそうです。
 また、その十年後には、二千六百人の住民参加により、二千五百五十九のアイデアから二十七の目標、百二十二のプロジェクトが立てられたそうです。
 私が言いたいのは、素案を策定するときから住民を多く巻き込むことが大事だということです。案ができていますが、これから、いかに多くの市民の意見を組み込むことができるか、そういう姿勢を行政が出していけるかだと思います。
 この間、恒富のまちづくり懇談会に参加させていただきましたが、あの場こそ長期総合計画の対話集会にするべきだし、あのときに、ある女性が市長に、金婚式を夫婦片方亡くなった方にもしてほしいという意見がありましたが、あれもこれもはできないと言わずに、市民ワーキンググループや審議会などに、皆さんの意見を上げさせていただきますというふうに、一つの案として組み込んでいただきたいと思います。そして、時間が来たから質問を締め切るのではなくて、出席者全員にアンケートをとらせていただいて、その一つの案をアイデアの一つとして組み込んでいただいて、これが市民協働だと私は思います。そういうことによって、より熱心な協力が市民からいただけると思いますけど、市長はどうお考えでしょうか。お願いします。

○市長(首藤正治君)  お答え申し上げます。
 マスタープランの策定段階から、なるべく多くの市民を巻き込んで進めていく必要があるのではないかと、今回のマスタープランの策定について、ある程度の市民参加ということを踏まえて進んできたわけでありますけれども、もっと人数として多くてもよかったんではないかという御質問でございます。
 これについては、例えばアンケートの人数一つとりましても、これは市民のアンケートが何を求めて、何を主眼としてアンケートをとっているのかと言いますと、市民意識の傾向を見るというようなことがやはり主眼になっているということもあります。具体的な一つ一つの市民の皆さんのお考えといいますか、アイデア、そういったものは、いろいろな今御指摘のありましたような少人数での集まりだとか、あるいはパブリックコメントだとか、こういったところで出てこようかなと思いますが、なかなか、しかし集会の場としては大人数が確保しにくい、あるいはパブリックコメントも、なかなか現実的には、寄せられる御意見の数が少ないというようなこともございます。
 こうしたことを、どうじゃあこれから先クリアできるかということは大きな課題だなと考えております。多くの皆さん方の御意見を、いかに幅広く集約するかという、その手法については、これからも引き続き研究しながら、これから進めていく際には十分に検討させていただきたいと思っているところでございます。
 以上でございます。

○七番(内田理佐君)  ありがとうございました。
 国会の方では鳥獣害特措法が出される見込みもあり、市町村に有害鳥獣捕獲隊を設置する動きなど、国も地方もいろんな問題が次から次にやってきます。国の動きによっても、市民の声をたくさん届くことになってくると思いますので、市民参加じゃなくて、これからは行政参加として、行政の方にもやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。