りさ通信
平成19年 第_回定例会 6月

○七番(内田理佐君)

皆様、おはようございます。のべおか清風会の、皆様を包み込むような暖かい風になりたい内田理佐です。
 統一地方選挙も終わり、早いもので一カ月半が経過しました。私にとっては初めての経験ばかりで、子供を出産する前の陣痛のときのように、一日一日が、また一時間、そして一分が不安と期待で長く感じております。

 延岡で育ちました私にとっては、市民の皆様、そして延岡の発展のために、議員としてかかわれることを誇りに思っております。今回、初登壇でありますが、女性として、母親としてのこれまでの経験に基づき、市民の皆様からいただきました御意見等を踏まえ、質問いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、市長は、今年度、市民協働のまちづくりをテーマに、行政課題に対して市民と行政が思いを一つにして取り組むため、年頭に協働の「協」という字をことしの字としました。私も、何をするにも予算の厳しいこの延岡にとって、今大事なのは、お金ではなく市民の力だと思っております。行政、そして市民の皆様の延岡に対するたくさんの愛情とアイデアを注ぎ込むことで、御自慢の延岡がつくれるかと思います。それこそが、ホームメードです。

 私たちは、今できること、自分たちの手でできることを始めるべきです。一つ一つは手間のかかる大変なことかもしれませんが、それが確実で意味のあることなのです。これからの延岡には、ホームメード感覚が大事だと思います。私は、まず政治をホームメードにしたいと考えます。
 現在、若者の政治や選挙での不参加が目立ちます。今回の市議選の年代別投票率を見ますと、二十代前半で二七・三%、二十代後半で四四・七%、それから年齢ごとにアップし、全体で六五・五%でした。
 若い世代の声を反映させるためには、若者が政治に興味を持たなければいけません。若者は、実は政治に興味がないのではありません。投票率を見ても、前回の投票率より二十代後半で四・一六%アップしています。そして、驚いたことに、五十代以上の年代では二・一六%ダウンしているのです。これからもわかるように、若い層の新生延岡に対する期待度が伺えます。
 また、国会の方では、国民投票法が参議院本会議で可決され、二〇一〇年には選挙権年齢が、従来の二十から十八歳に引き下げられる可能性が出てきました。これから我々は、柔軟な発想と行動力を持つ若者を積極的に市政やまちづくりの場に参画できるシステムを考えるべきです。「若いから、あんたは次の機会でいいがあ」では、だめだと思います。若い世代の声を反映してこそ、延岡の発展はあると思います。
 子供の誕生を心から祝福し、人と人が世代を超えて、ぬくもりを感じることのできるまちづくりをするために、ホームメード感覚で取り組むまちづくりが必要だと思っております。

そこで、首藤市長にお聞きいたします。
 市長は、私が考えるホームメードなまちづくりに対して、どうお考えでしょうか。また、延岡のどんなところをホームメードしたいと思われますか。そして、延岡の宝である子供たちや、延岡を愛し、誇りを持ち、延岡を離れなかった若者、延岡に戻ってきた若者たちに、どんな期待をされているか、お聞かせください。

次に、子育て支援についてです。
 私が今、最も大事だと考えているのが、教育、福祉など、すべての面において、子供を産み、育て、安心して暮らせるという環境づくりです。
 ところで、現在、延岡の子供を持つ若い世代は、どういった不満を抱えているのでしょうか。私と同じ世代から、こんな意見を聞きました。
 雇用や所得をふやしてほしい。小児科医療を充実させるために、医師を確保してほしい。子育てに不安を抱えたお母さんのために、友人や近所の方が子供を見てくれる環境づくりをしてほしい。家庭円満のために、男女共同参画をもっと推進してほしいなど、まだまだ不満の声がたくさんあります。経済的負担を減らしてほしいといった声が一番多いようです。出会いの場をふやしてほしいといった声も聞かれます。このような、子育てに対する不満を少しずつ解決していくことで、出生率も上がってくるのではないでしょうか。
 先日、東国原知事の四年間の県政方針が発表されました。県内の合計特殊出生率を、現在の全国第六位(一・四八)から全国第二位にするという目標を設定されていましたが、知事もブログの中で、全国目標二位をしてたら、いきなり二位になったと驚かれていました。先日、人口動態統計の発表があり、一・五五で第二位になっていました。この際、一位を目指そうということです。ちなみに、一位は沖縄県で一・七四です。
 先進地事例としまして、前回第三位でした福井県の施策を挙げます。
 福井県は、平成十七年度、働く女性の割合が全国一位で、完全失業率は全国二位と低く、三世代同居世帯の割合も全国二位となっております。このことより、女性が働きながら子供を産み育てやすい環境が整っているのがわかります。産みやすい環境をつくるということは、女性が働きやすい環境を整えるということです。こうした環境に加えて、保育サービスの充実や子育て費用に対する経済的支援、仕事と子育てを両立できる職場環境の整備や父親子育て応援企業としての表彰を行ったり、結婚を支援する事業等に取り組んでいるようです。
 延岡は、平成十七年度出生率が一・七五と高く、これは沖縄の一・七四よりも高いです。行政も子育て支援に力を注いでいますが、女性の就業率は決して高くありません。子育てや教育の現場に、まだまだ目の行き届いていない点を感じます。
 そこで、どうしたら子育てのしやすい町になるか、私の体験に基づき、五つの質問をさせていただきたいと思います。
 まず一点目は、働いているお母さんや、急用のため病気を見れなくなったお母さんのために、病気回復期の育児支援施設の増設をしていただきたいと思います。私はこれまで、何度も山月町にあります「おやこの森」に助けていただきました。
 働いていますと、子供が病気の場合、どうしても仕事を休めないときがあります。私の職場にも利用している方はいます。特に、延岡に両親のいない方や両親がお仕事されている方が多いようです。しかし、予約制ですので、予約でいっぱいのときには、職場に子供を連れてきて仕事をして帰ったりしています。また、南部にお住まいの方は、山月町まで連れていくのが難しいという意見もあります。子供が病気がちな方は、職場に迷惑がかかるという理由で、仕事をやめることも多々あります。現在は、自宅でも見てくれるファミリーサポートや保育サポートの利用率がふえていますが、自宅ではなく施設で見てほしい方のためにも、合併した三北からの利用等も考慮しつつ、育児支援施設を市の西部、もしくは南部に増設のお考えがないかということと、病後時だけでなく、病院と併設して病気中の子供を見ることができる施設を増設するお考えがないか、当局にお尋ねいたします。

二点目は、在宅の母親や父子家庭の支援についてです。
 一つ目は、在宅の母親のために、遊びと学びの情報を提供し、育児の相談も行う子育て支援センターを増設できないか、お尋ねいたします。
 現在、おやこの森以外に、ココレッタ延岡の一階にある、まちなかキッズホームも支援センターの一つですが、こちらは室内での交流のみですので、子供にとっては、おやこの森のような自然の中で遊べる施設があればと希望いたします。
 在宅の母親でつくられたサークルが、延岡には十九団体ほどあります。これは、子育てに不安や孤独を感じている方、県外から移り住んできた方にとっては、同じ仲間が話し相手となってくれて親子で楽しめる活動です。まだまだふえつつあるサークルを、おやこの森のように受け入れていただけると、サークル間の交流もできて、今以上に充実すると思います。
 熊本から嫁いできた私の知り合いも、子供が二歳になるまでは、余り外出せず、寂しくなったら熊本の実家に戻ってばかりいました。しかし、おやこの森に通いだし、サークルに入ってからは、とても生き生きとして、子供との接し方も変わりました。このほか、現在、おやこの森を利用されている方が四人目を身ごもったということで、おやこの森があるから四人目の子供を産もうと言われた方もいるそうです。
 こんな事例はたくさんあります。そういった点でも、おやこの森のような施設を、特に自然の中でも遊べる施設を増設するべきだと思います。

そこで、当局にお伺いいたします。
 子育て支援センターを増設するお考えはありますか。上南方幼稚園跡だと、山に隣接しているため、子供たちの遊び場として最高な場所になるとの意見もあります。そのことも踏まえてお聞かせください。
 二つ目は、父子家庭への支援についてですが、最近、父子家庭が目立つようになりました。出張や残業のときは、みどり学園で行われているショートステイ事業やトワイライトステイ事業、おやこの森での一時預かりを行うファミリーサポート、また、サポーターが自宅へ出向いてベビーシッターを行う事業も充実してきましたが、PR不足もあり、まだまだ浸透していません。利用者は、ショートステイで延べ人数、年間二十六名、トワイライトステイでゼロ名だったようです。
 また、母子家庭と違い、父子家庭は医療費の助成もありません。父子家庭に対して、支援が手薄だとの意見もあります。子供が病気のときに、会社側に理解がないと休みが取れないとの意見もあります。福井県のように、企業における子育てをしやすい職場環境づくりを促進するための奨励金の支給や男性の子育てを応援する取り組みをしている企業を表彰するなどの支援をしているところもふえています。本市においても、こうした取り組みができないか、当局にお伺いいたします。

三点目は、食育を目的とした保育園、幼稚園、小学校、中学校や、家族・団体向けの出前講座や体験学習の推進についてお尋ねいたします。
 私の母の実家は、農業と畜産を営んでいます。幼いときから、田植え、稲刈り、野菜を収穫しその場で食べたり、鶏を絞め夕食をつくったり、豚や牛が出荷されるときの悲鳴にも似た鳴き声を聞いて、私も泣いたりと、いろんな体験をしてきました。そんな経験のおかげか、嫌いな食べ物は一つもありませんし、食べ物を残さない習慣が身につきました。私は、子供のときのそんな経験があったからこそ、地元に対する愛着が強いのだと思います。
 延岡の子供たちにも、食に対しての自然への恩恵や食卓へ出るまでのさまざまな人がかかわっていることへの感謝の気持ち、延岡の食文化を知ることによって、延岡に対しての愛着をたくさん育ててほしいと願っております。食の大切さがわかれば、食べ残しも減るでしょうし、心身の健康の確保にもつながり、ひいては、食卓で家族団らんの会話へとつながると思います。私の言っているホームメードとは、こういうことなのです。家庭の中から始める、学校の中から始めれることなのです。食は、すべての基礎です。
 また、家族に対して、体験学習できる機会をつくることも大事です。
 今、生の肉や魚を触れない親子がふえています。漁業や畜産業、加工業、農業などの体験ツアーを計画し、現場で生の魚を触ったり、肉が加工されるのを見学したり、大根を引いたり、田植えしたり、そんな機会を積極的に設けてください。なぜなら、そんな機会をこちらで用意しないと、経験ができないからです。
 これは提案ですが、浦城保育所の跡を実習の応援の場所にするといいかと思います。

そこで、教育長にお伺いいたします。
 保育園や幼稚園では、体験学習等が行われていますので、今後ますます推進していただくとして、養護学校等を含む学校での出前講座や体験学習の実施状況をお尋ねいたします。また、地域間での特徴も教えてください。今度どのように推進していくか、予定もお願いいたします。
 
四点目は、フッ素塗布や洗口についてです。
 現在、幼児歯科保健事業による一歳半と三歳児健診で、フッ素塗布を希望者のみに行っています。私の子供も塗布をしてもらいましたが、虫歯がほとんどありません。また、市では、二歳と二歳半を対象にフッ素塗布を行っております。
 フッ素は、歯磨き粉にも入っているほか、お茶などにも含まれます。まさかのミステリーやご近所の底力でも年末放送されましたが、スウェーデンなどの先進国のほとんどで水道水にフッ素が入っており、十二歳児の日本の子供の平均虫歯率は二・六四本ですが、スウェーデンは一本以下だそうです。フッ素は、歯を再生する作用もあるのです。
 日本でもフッ素の有効利用をする自治体もふえました。宮崎県では、美郷町、宮崎市の一部の小学校でフッ素でのうがいが導入されています。お隣の佐伯市の畑野浦小学校では、十五年前からフッ素でのうがいを導入し、全校生徒が虫歯ゼロだそうです。学校で導入していただけると、継続につながるので勧めます。県歯科医師会より、急性中毒などの害にかかった報告は一度もないという回答も得られました。
 今、予防医学の時代です。病気になる前に、どうすれば予防できるかということです。実は、乳幼児医療費助成の対象範囲を拡充してほしいという意見を多く聞きます。三歳を過ぎてかかりやすい病気に虫歯があります。フッ素塗布や洗口を行っていれば、医療費の削減につながるし、乳幼児医療費助成の声を少しは緩和することにつながるかと思います。今は早期発見、早期治療ではなく、健康な状態でケアやチェックをする時代になっているのです。
 そこで質問ですが、延岡でのこれまでのフッ素による塗布の効果がどのくらいあったのか、お聞かせください。また、フッ素による洗口を今後どのように行っていくか、当局にお伺いいたします。

五点目ですが、子供たちの遊び場についてお尋ねいたします。
 最近、延岡に遊び場がないという意見を多く聞きます。特に、お孫さんを持つ方が言われますが、実際そうでしょうか。延岡には、たくさんの公園があります。城山や愛宕山、植物公園、SL公園、土々呂海浜公園、須美江家族旅行村、下阿蘇浜木綿、ETOランドなど、たくさんの遊具を備えた公園がありますし、皆さんの身近なところにもあるはずです。公園だけでなくても、図書館やリバーパル五ヶ瀬など、さまざまな施設があります。なのに、なぜ遊ぶところがないと口々に言われるのでしょうか。
 私が思うに、一日じゅう遊べる施設がないということだと思います。特に、子供や孫を連れていけて、老若男女一緒に遊べる施設がないのです。設備も整い、食事もできて、次も来よう、孫がまた誘うから行こうと思える場所が欲しいのだと思います。近場で小旅行した気分になれるところが欲しいのです。
 そう考えると、私は、ヘルストピアは健康増進施設ではありますが、子供も今以上に視野に入れた施設にするべきだと思います。孫の喜んで遊ぶ姿を見て、一緒におふろにつかって肌と肌の触れ合いをし、最後は一緒に食事をするといった感じで、皆さん、子供の満足する顔を見たいのだと思います。ヘルストピアの有効活用のために、私は三つの提言を含め質問いたします。
 
一つ目は、ヘルストピア横の多目的広場に城山公園にあるアスレチックを持ってきてはどうかということです。
 城山は、歴史公園百選に選ばれた歴史の香りのする公園ですが、残念なことに国指定は受けていません。国指定を受けれために、遊具などを撤去しなくてはとの声もあります。また、ある子育てブックには、城山公園のことを、人目につきにくく、幼児を遊ばせるのにはワーストワンですと書いてあります。確かに、たくさんの方が城山にアスレチックがあることを知りません。遊具を有効活用するためにも、人の集まりやすい駐車場も完備しているヘルストピア横に移動してはいかがでしょうか。
 
二つ目は、人工温泉の導入です。
 人工温泉だと、市民の皆様も喜んで入られると思いますし、市外からの集客も見込めると思います。浄水器の殺菌にも使われますオゾンによる殺菌効果は塩素以上ですし、塩素のにおいで利用しなかった方々の集客も期待できます。人工温泉装置もスプリンガーや炭酸カルシウム、トロン、ラジウムなどたくさんあります。その中でも、ラジウム温泉は、三十五年前から医薬部外品として承認されており、現在ではたくさんの施設で使われているようです。宮崎では七施設あります。何より「温泉」と看板を掲げることができるので、集客につながると思います。延岡から銭湯が消えていく中、今こそ人工温泉を導入するなど、市民へのサービスを考えてみてはどうでしょうか。

三つ目は、PR活動の強化です。
 例えば、集客のため、戦略を考えるメンバーを集結させ会議を開き、サービスを重視し、市民のニーズにこたえられる施設づくりに努めるべきだと思います。ヘルストピア一帯を家族向けの施設とし、子供向けイベントを開催したり、空きスペースを利用して子育て支援センターを開設したり、県北初のおもちゃの病院をつくったりなど、楽しい企画に取り組み、現在眠ったままの四階プラネタリウムをどうするかなど、市民の意見を組み込む窓口をつくっていただきたいと思います。そして活発にPRしましょう。
 以上の三つについて、当局にお伺いいたします。
 次に、観光振興についてです。
 新天街の活性化についてですが、市内外からの集客をふやすため、観光振興の観点から山下新天街の活性化についてお伺いいたします。
 
一点目は、山下新天街の活性化についてですが、私は、母親の立場から、もっと家族をターゲットにしたイベントを開いていただきたいと思います。県内初の子育て支援事業により、空き店舗を利用してキッズホームを開設され、利用者もいるようですが、子供向けで、かつ親も楽しめるイベントを定期的に行うと、来客数も今よりふえると思います。
 一つ目の提案ですが、皆様想像してみてください。夏休み期間は、空き店舗を多く利用し、お化け屋敷を行います。秋は、三百三十メートルのアーケード全体を利用し、市内最大のフリーマーケットを行います。これは、火災予防上難しい点もありますが、冬はクリスマスに三百三十メートルのナイアガラ花火を行ったり、サンタ大作戦としまして、サンタボランティア三百三十名を募集し、市内の希望のあった家庭や商店街の商品を購入した方には、子供たちやお年寄り、または病院に長期入院している子供たちに届けます。特典として、幸運な方には首藤市長サンタが、なんてことも考えられるかもしれません。山下おかみさんの会も発足し、子育て支援に力を入れてる中、もっと子供向けのイベントをさまざまな角度から計画していけるように、市民の声をどんどん酌み取っていってください。
 二つ目の提案ですが、ペットショップを開設するなど、家族連れがたくさん訪れるようになるのではと思います。ホームワイド出北店のペットショップもにぎわっていますが、ペットショップはいやしにもなるため、人を寄せますので、検討してみてください。せっかく近くにココレッタ延岡がオープンしましたので、食と遊びといやしを充実させることで集客率が上がるのではと思うし、市民は、家族で遊べる場所を望んでいます。
 以上、二つの提案について、当局のお考えをお聞かせください。
 
二点目ですが、以前から私が思っていたことです。
 延岡の人は、延岡のことを語っていません。県外から来た人に、お食事どころなどを含めた観光スポットや、文化歴史について語っていません。旅行客やビジネス客に対し、居酒屋の店主が、何でつまらんとこにきたとか、なんて言ってると聞きました。県外から来た友達を、どこに案内していいかわからないといった意見をよく聞きます。私も実際、県内の会議で、延岡の女性が、延岡には薪能以外何もないとよねと発表されたのを聞きました。
 延岡には、たくさん「もったいない」があります。長崎県で行われた、さるく博のように、いろんな観光スポットに足を運んでください。新しい発見があるはずです。これから延岡が高速でつながるまでに、市民が延岡について語れるようにならないといけません。だから、私は、ガイドボランティアを養成することを事業として行っていただきたいと思います。観光案内所も延岡駅にありますが、目立ちません。もっとお客様に印象を残し、満足していただくための努力を市民が一丸となってするべきです。ガイドボランティアの養成についてお考えがあるか、市長にお伺いいたします。
 
最後に、環境対策についてです。
 私は、環境についての啓発を、イベントなどを通じて楽しく、わかりやすく行っていく必要があると思います。特に、子供のときから、ごみ問題やリサイクルについて、どうしてそれが大事なのか問題提起をし、教えていかなければいけないと思います。
 私の仲間が、子供からごみの注意をされると結構へこむよ、なんて言っていました。子供たちが家庭の中からごみ問題、ひいては環境について見詰め直すためのキーマンになると思います。
 また、毎年、サウンドビーチすみえ実行委員会としてビーチクリーンを行っているのですが、昨年はクリーンセンターに協力いただき、イベントの開始から終了まで、ごみの分別ゾーンで分別指導を行っていただきました。若者の参加の多いこのイベントで完ぺきに分別ができ、終了時の清掃に時間がかからなかったのは初めてです。クリーンセンターの柔軟な対応に助けられました。
 このような活動を、これ以外のイベントのときに、特に「まつりのべおか総踊り・花火大会」でするべきだと思います。きちんと分別のステーションを設け、啓発していくべきだと思います。こんな活動がまちにとって確実で、意味のあることだと思います。まちの活性化につながり、子供たちの環境づくりにもなります。これこそが私の思うホームメード延岡なのです。
 この啓発活動について、当局のお考えをお聞かせください。
 以上で、壇上からの質問を終わります。
(降壇)
〔市長(首藤正治君)登壇〕

○市長(首藤正治君)
ただいまの内田理佐議員の御質問にお答え申し上げます。

初めに、ホームメードのまちづくりについてのお尋ねでございます。
 近年、地方分権や市町村合併の進展によりまして、自主、自立、自己責任の行政運営が求められております。地域間競争ですとか、都市間競争もこれまで以上に厳しさを増してきております。
 また、国の制度事業も、これまでの言ってみれば金太郎あめのような全国画一的なものから、特区、あるいは地域再生といった、それぞれの地域のアイデアや実情を重視したものに変わってきておりまして、こうした流れは、まさに議員御提言のホームメードのまちづくりにつながるものと考えております。
 地域の現場の頑張りが大事だ、当事者である自分自身が知恵を出し、汗を流すことが大事だと、そういう言い方もできるかと思います。
 そういった意味で、これからのまちづくりは、すべてがホームメードであると考えておりまして、そのために市民協働、情報公開等を推進するとともに、現在策定中の第五次長期総合計画においても、市民ワーキンググループによる素案づくりを行ったところでございます。
 幸いにも、本市は、まつりのべおかや、ゴールデンゲームズinのべおか、そして、のべおか天下一薪能など、市民の皆様の力によりまして創設、運営されている取り組みが数多くあります。そうした意味で、市民協働の土壌がはぐくまれてきていると思っております。
 また、高校生の商店街での取り組みや大学生が中心となったNATS(ナッツ)の活動など、若者の自由な発想でまちづくりが行われておりますけれども、そういった若者たちみずからがまちづくりに参画することで、故郷、あるいは第二の故郷としての延岡に愛着と誇りを持った人材が育ち、将来、この延岡市発展のための原動力になっていただけるものと期待いたしております。
 
次に、ガイドボランティアの養成についてのお尋ねでございます。
 議員の御質問にもありましたように、私自身も本市を訪れた人たちから、地元の人から「延岡市は何もないところだ」と言われたということを聞くことがございます。
 合併によって、観光や物産、イベントなど本市の魅力は多彩になったわけですが、このような声を聞くたびに、市民の皆さんと思いを一つにしながら、情報発信をしていくことの大切さを痛感する次第です。
 議員御提案のガイドボランティアの養成は、本市観光の質を高める上で、重要な取り組みの一つであると思います。
 現在、本市では、城山ガイドボランティアの皆様が、旅行者の方々に本市の魅力を紹介していただいておりますが、こうした観光ガイドボランティア活動が、地域の活性化や交流に果たす役割は、ますます高まっていくものと思っております。
 このため、まずはタクシー会社や民間企業、そしてホテル旅館組合、飲食業組合などに、いわば観光ナビゲーターとしての役割を担っていただくように、観光協会とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔市民環境部長(柳田米敏君)登壇〕

○市民環境部長(柳田米敏君)
  
お答えいたします。
 
ごみ問題や分別、リサイクルの啓発促進についてのお尋ねでございます。
 本市におきましては、現在、広報のべおかにおける毎月のクリーンセンターだよりや、ごみ問題啓発講座などのほか、子供たちに向けた啓発として、小中学生を対象とした夏休み子供ごみ体験ツアーや、ごみ減量化リサイクルポスター展などのイベントを初め、小学校の、総合的な学習の時間における清掃工場やゲン丸館見学時のごみ問題やリサイクルの学習など、年間を通してさまざまな啓発事業を行っております。
 さらに、昨年は、分別収集品目拡充に伴い百八十回に及ぶ地区説明会開催のほかに、他団体主催のイベントにつきましても、サウンドビーチすみえや、九州保健福祉大学祭、また、北方まち干支のまちフェスティバルなど、六つのイベントに参加させていただき、ごみの減量や分別、リサイクルの啓発を行ったところでございます。
 議員御提言の「まつりのべおか総踊り・花火大会」における啓発につきましては、参加人数が大変多く、また、イベント会場も広範囲にわたりますので、今後、それぞれの実行委員会とも協議をしながら、その実施方法等を研究させていただきたいと思います。
 以上でございます。
(降壇)
〔福祉保健部長(渡部恭久君)登壇〕

○福祉保健部長(渡部恭久君)
  
お答えいたします。
 五点のお尋ねでございます。
 
まず、病後児などの支援施設の増設についてのお尋ねでございます。
 子供を産み育てる環境の整備を進めていく上で、仕事と子育ての両立支援は大変重要であると認識いたしております。
 その中で、病後児保育につきましては、御案内のとおり、これまで、おやこの森や、くまた保育園において実施しており、また、ファミリーサポートセンターにおけるサポーターによる病後児などの預かりを行っているところでございます。また、法人立保育園におきましても、かなりの園で病後児保育を実施していただいております。
 議員御提言の育児支援施設や病院と併設した施設の新たな増設につきましては、現状においては、大変厳しいものがございますので、既存事業等を十分活用していただくようお願いしてまいりたいと考えております。
 なお、子育て支援につきましては、今後とも、保護者のニーズを十分とらえながら、より有効な施策を検討してまいりたいと考えているところでございます。
 
次に、子育て支援センターの増設についてのお尋ねでございます。
 家庭や地域における子育て機能が低下する中で、子育て家庭の負担の軽減を図る取り組みは大変重要であると考えております。
 現在、在宅の子育て家庭につきましては、市内三カ所の子育て支援センターや、市内各所での子育てサークル等を御利用いただき、親子の交流活動が実施されてきておりまして、本年度、新たにまちなかキッズホームも加わり、活動の幅も広がってきているところでございます。
 また、法人立保育園の協力を得て、子育て支援アドバイザーによる、育児相談等の支援活動が実施されております。
 
議員御提言の子育て支援センターの増設につきましては、今後、既存施設などの活用等も含め、さまざまな視点から検討してまいりたいと考えております。
 次に、父子家庭への支援や子育て支援企業に対する取り組みについてのお尋ねでございます。
 父子世帯を含みます、ひとり親世帯の子育て支援につきましては、仕事と子育ての両立支援や日常生活の支援などを展開していく必要があるものと考えております。
 その中で、父子家庭への支援につきましては、議員御承知のとおり、宿泊や夜間の養育を行う事業はございますが、このほかに、食事の準備等の生活援助を行う、母子家庭等日常生活支援事業が利用できることになっております。
 また、企業の子育て支援を広めるため、延岡市次世代育成支援行動計画の中で、子育て支援に取り組む企業を表彰する延岡ファミリー・フレンドリー企業制度の創設を計画しているところでございます。
 いずれにしましても、今後も、子育て支援事業の周知を図るとともに、すべての子育て家庭を支援する視点に立ったサービスの充実に努めてまいりたいと考えております。
 次に、本市でのフッ素塗布の効果と今後のフッ素洗口についてのお尋ねでございます。
 本市では、幼児健診時にフッ素塗布や歯科保健教育を行うことにより、虫歯を予防し、歯科の健康の保持、増進を図るための啓発を行っております。
 
お尋ねのフッ素塗布の効果につきましては、十七年度と十八年度の虫歯有病率を比較いたしましたところ、二歳六カ月児が七・五ポイント、三歳六カ月児が四・五ポイント減少いたしておりまして、確かに効果があらわれてきております。
 また、フッ素洗口につきましては、平成十七年度と平成十八年度に希望する保育所と幼稚園において、四歳以上の希望者を対象に洗口を実施いたしましたが、塗布同様、有効な予防策でございますので、今後は各施設単位で積極的に取り組んでいただくよう啓発してまいりたいと考えております。
 最後に、ヘルストピア延岡の人工温泉導入と市民の意見を取り入れる窓口の設置についてのお尋ねでございます。
 
人工温泉の導入につきましては、これまでもさまざまな角度から議論を重ねてきているところでございますが、多額の投資やメンテナンスの問題、また、水質管理等の保健衛生面の問題がございまして、今日に至っております。第五次行財政改革では、ヘルストピアの経営改善計画を策定することにいたしておりますので、その中でこの件も含めまして慎重に検討してまいりたいと考えております。
 
次に、市民の意見を取り入れる窓口の設置についての御提案でございますが、平成十四年に利用者と関係団体の代表による「ヘルストピア応援友の会」を発足し、これまで定期的に会合を開く中で、集客やサービス改善面の御意見をいただき、施設運営の参考にさせていただいております。
 なお、広く利用者の声をお聞きするため、近く館内窓口で利用者に対してアンケート調査を実施することにいたしております。
 今後とも、ヘルストピアが市民に親しまれる魅力ある施設となるよう、会社側と連携してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔商工部長(飯干泰志君)登壇〕

○商工部長(飯干泰志君)
  
お答えいたします。
 
まず、山下新天街の活性化についてのお尋ねでございます。
 まちを多くの人でにぎわうようにするには、イベントの実施は不可欠であると考えております。現在も、山下新天街ではさまざまなイベントを行っておりますが、今後は、周辺の商店街やココレッタと共同のイベントも実施していくと伺っております。
 市といたしましても、商店街や市民グループが行うイベント活動を積極的に支援しているところでございますが、議員御提案のイベントにつきましても、話題性があり集客につながるものではないかと考えます。
 次に、ペットショップの開設についてでございますが、商店街活性化のためには、空き店舗の解消も重要な課題でございます。このため、市では空き店舗への出店者への支援を行っているほか、商店街でも出店者の募集に力を入れているところでございます。
 さまざまな業種の出店が幅広い客層の集客につながりますので、たくさんのアイデアを持って開店を志す皆様を、今後とも支援してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
〔都市建設部長(沖米田 孝君)登壇〕

○都市建設部長(沖米田 孝君)
お答えいたします。


城山公園にあるアスレチックをヘルストピア横に移設できないかとのお尋ねでございます。
 城山公園のアスレチックにつきましては、城山公園整備の一環として、市民の要望のもと、平成二年度に設置し、有効に利用されてきたところです。
 特に、幼稚園や保育所などの遠足時には、親子で遊ぶ姿が見られたところでありますが、近年では少子化の影響や子供たちの遊び方も変わってきており、利用が活発でなくなってきたのは残念に思っております。
 ヘルストピアの有効活用のため、この遊具をヘルストピア横に移設してはとの御提案でございますが、この施設は国の補助金により整備されたものであり、また、現在、ヘルストピア横の広場についても、高齢者のグラウンドゴルフなどで有効に利用されている側面もあり、実施は困難なものと考えているところでございます。
 今後は、ヘルストピアと一体となった施設の整備により、どのような相乗効果が図れるか、その手法などについて議論してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
(降壇)
〔教育長(牧野哲久君)登壇〕

○教育長(牧野哲久君)

お答えいたします。
食育を目的とした小学校、中学校、家庭、団体向けの出前講座や体験学習についてのお尋ねでございます。
 現在、多くの学校におきまして、米づくりや野菜の栽培活動のほか、食について考える講座や講演会、親子料理教室などを実施いたしておりまして、生産者やJA、漁協などの御協力をいただきながら、内容の充実に努めているところでございます。
 これらの取り組みは、地域の産業と深く関連づけられておりまして、例えば、漁港に近い学校におきましては、魚の調理、干物づくりを行うなど、地元の特色を生かした活動を行っております。
 しかしながら、食育のねらいと活動内容の関連が図られていない学校も見受けられましたので、教育委員会としまして、本年度は、各学校で食の指導に関する全体計画を作成するよう指導したところでございます。
 今後、出前講座や体験学習を含め、さらに内容の充実を図るよう努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
(降壇)
○議長(新名種歳君)  内田理佐議員の再質問を許可いたします。
○七番(内田理佐君)  明確な御答弁、ありがとうございました。

 時間がありますので、御答弁を聞く中で、四点ほど質問があります。
 
まず、福祉保健部長にお伺いいたします。
 病後時施設の増設は難しいということですが、認可・無認可の保育園に看護師を配置している施設が何施設あるか、教えてください。親としましては、預けている子供がなれている施設で子供を見ていただけると安心ですので、その点をお聞かせください。
 あと、父子家庭についてですが、前向きな御答弁でありがとうございました。今回、みどり学園や、おやこの森でのファミリーサポートの利用者数を調べたところ、余り利用者がいませんでした。いないにこしたことはないんですが、一体何世帯ほど延岡にいらっしゃるのか調べますと、母子家庭は二千百世帯、児童数二千八百十九名とわかったのですが、父子家庭は把握されていませんでした。そこで、父子家庭の世帯数を教えていただきたいと思います。
 
三点目ですが、ヘルストピアの温泉化についてです。
 私は、子供をプールに連れていったことがありますが、子供はアトピーで肌が弱かったので、赤くはれ上がり、怖くてそれから連れていっておりません。本当は子供も、今もヘルストピアに行きたい、プールに行きたい、温泉に行きたいと言うのですが、連れていくと次の日はかいて幼稚園に行けないような状態になったりするので、なかなか連れていけません。こういった悩みを抱えている方はたくさんいます。
 今回の提案は、晴れの日でも、雨の日でも、子供たちが楽しく利用できるような施設を望むものであり、私の子供を初め、市民全員が安全・安心に利用でき、夏は汗を流し、冬は体を温めて帰れる施設であるべきだと考えますが、再度、御見解をお聞きいたします。
 
そして最後に、教育長にお伺いいたします。
 保育園、幼稚園での取り組みはわかりましたが、今後、フッ素洗口を小学校、中学校で取り組む予定があるか、お聞かせください。
 以上です。

○福祉保健部長(渡部恭久君)  お答えいたします。
 三点のお尋ねでございます。
 まず一点目は、法人立保育園に配置されている看護師でございますが、市内の法人立保育園が二十七園でございまして、現在、十二園に看護師が配置されております。
 それから、二点目でございますが、父子家庭の世帯数でございますが、未成年の子供と父親の世帯につきましては、約百世帯ほどとなっております。
 それから、ヘルストピアについてでございますが、ヘルストピアの今後の改善につきましては、将来を見越しながら、ハード面、ソフト面、それからシステム面、総合的に検討していく必要があると考えております。
 したがいまして、あらゆる選択肢を、排除せずに検討することにいたしておりまして、さまざまな御意見を取り入れていきたいと考えております。
 以上でございます。

○教育長(牧野哲久君)  お答えいたします。

 小中学校におけるフッ素洗口についてのお尋ねでございます。
 フッ素洗口の効果につきましては、私どもも認めているところでございますが、残念ながら、学校、保護者、そして歯科医師間の合意形成がまだ十分できていないという現状がございますので、組織として実施をするのは難しい現状でございます。
 したがいまして、フッ素洗口等につきましては、今後、研究をしてまいりたいと思っておるところでございます。
 以上でございます。

○議長(新名種歳君)  内田理佐議員の再質問を許可いたします。
○七番(内田理佐君)  
すみません、時間がありますので、もう一回、福祉保健部長に、白石議員ではないですが、スッポンのようにかみついて申しわけないんですけど、もう一点だけ、ヘルストピアの件です。
 ヘルストピア応援友の会を発足させ、定期的に会合を開いているようですが、聞いてみますと年に一回しか開いてないということで、ヘルストピアに本気で取り組むなら、何回でも会議を開いて、やる気のある人を集めてやるべきだと思いますし、私もいろいろなイベントやボランティア活動で、みんなが本気になれば毎日でも集まってましたから、そうやってヘルストピアについていろんな意見を持たれている方もいると思いますので、そういう人材をいろいろ集めて、会議を開いていって、いろんな意見を取り入れていただきたいと思いますので、部長のその点のお考えをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。

○福祉保健部長(渡部恭久君)  お答えいたします。
 ヘルストピアについての再度のお尋ねでございますが、議員の今御提言のございましたように、いろんな御意見を取り入れていきたいと思っておりますし、会議につきましても、内部では再々開いているところでございますけれども、そういった人材のそういった御意見をいただける人材の方々をやはり今後のヘルストピアの経営改善に取り入れていきたいと考えております。
 以上でございます。